版元ドットコム

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これまでの30年と、これからの10年。

今年で誠光社は開業10周年を迎える。独立以前、恵文社一乗寺店という店で学生時代にアルバイトを始めてから、店長を務め、いまの店を立ち上げるまでが20年弱なので、書店や出版業界の「端くれ」としてすでに30年もの時を過ごしたことになる。 (さらに…)

版元「日記」

令和7年5月9日
 この数年、少しばかりハマっていることが、いくつかある。具体的に言えば、歌会、句会、エッセイの会、読書会──の4つの「会」の活動。中には会員として掛け持ちで、あるところは主宰として関わっている。 (さらに…)

2025年5月、4年目の2ndLap

名古屋で翻訳と出版の会社を立ち上げたのは、還暦になる年の春のこと。その先をちゃんと走り続けることができるようにと、「2周目」という意味の「2ndLap」と名付けました。10年で10冊を目標にしました。 (さらに…)

時代が変える本のしるし:ISBN、バーコード、そしてRFIDへ?

版元ドットコムが発行しているメルマガ「ほにゃpress」。その第4号に編集責任者の鈴木さんがRFIDについて書いていました。RFID(無線自動識別)とは、ICチップを内蔵したタグと電波を使って、物品の情報を非接触で読み書きできる技術です。身近なところでは、回転寿司のお皿に装着されているそうです。お皿の山に装置を近づけて、いくらのお皿を何枚食べたかが一発でわかる、あの仕組みもRFIDだそうです。出版業界でも、ずいぶん前から実証実験が行われてきましたが、なかなか実用化には至りませんでした。 (さらに…)

「KOKI ZOO 木下晃希どうぶつ画集」にかける思い

この原稿の締め切りと同時に会社の設立から1年目を迎えました。スタジオケイのキノシタユマと申します。その間に1冊の本を作りました。出版専業でもなく、本を1冊出したくらいで「版元日誌」を書いていいものか、お引き受けしてから迷いましたが、せっかくいただいた機会なので、その渾身の1冊の紹介をさせていただきたいと思います。 (さらに…)

ポテトサラダを作る出版社

 朝8時、ジャガイモをゆでることから始めます。鍋を火にかけて、ジャガイモが柔らかくなるまでの約45分、原稿を先に進める日もあれば、校正に費やす日もあります。いや正直に白状すると、店の小上がりに寝転がって、夜にやって来るお客さんがどんな人なのか、私の料理に不満を抱かれないかなどと心配をしながら、スマートフォンの画面に見ても見なくてもいいような情報を上下に滑らせる。そんな日がほとんどです。 (さらに…)