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出会いすぎてこぼれてます。

昨年(2015年)、私たちは戦争法とたたかいました。皮肉なことにくたびれかかった「へいわ」が、すこし輝きを取り戻した年でした。しかし、めまぐるしい年だった!
 60歳を迎えたとき、仕事の仕方を変えようと思いました。世間的には定年、事務所にこもっているのではなく、歩き、人と出あい、喋り、食べ、飲み、世間を広く生きようと思ったわけです。あれから8年たちましたが、すぎてみればあっというまです。

2月、シンガポールと台湾からはじまり
 2月には、シンガポールと台湾に、3月には、初めて済州島に、1月には川内原発に、7月にもう一度川内に。10月夏に向かうオーストラリアに、10月下旬から11月上旬にかけて、もう一度台湾に。11月下旬に伊方の住民投票で八幡浜に、そして12月には、ソウルに。実にいろいろな人や事に出会いました。東アジアは様々でした。
 ずいぶん回りました。「仕事です」と称して。仕事と関係ないことはないというのが編集の仕事の特徴です。今は関係がなく見えても、やがて実を結ぶはず(?)。
シンガポールのチャイナタウン2015年2月

台湾高雄市%u3000戦争と平和の記念館を訪ねました%u30002015年2月

大間グロック、大間に行きました

国会前に毎日出かけた%u30002015年9月

ソウルのデモは緊張感がありました%u30022015年12月5日

台北の屋台、安くておいしい%u30002015年10月%u3000DSC_7565

伊方原発再稼働阻止%u3002八幡浜市に%u3002富士柿の産地、美しい!2015年11月

その成果といったらいいのか、今年前半は3点続きます。
  『旅行ガイドにないアジアを歩く――シンガポール』、もうすぐ刊行します。フルカラーで、写真が200点以上!入ります。もう死にそうです。こんなに大変だとは思いませんでした。やりはじめてから、大変なことに気が付く、出してから売れないことに気が付く。これの繰り返しです。なぜ、学ばないんでしょう! 丸太橋を、あるいは吊り橋を確かめもせずにわたっているんです。――ったくね。
 さてシンガポールの次は、『原発をとめる・戦争をとめる――わたしたちの金曜行動+全国のさまざまアクション・ハンドブック』(仮)を出します。
この本は、たんぽぽ舎の柳田さんと、電車のなかでぱったりあったのがことの発端、というか運の尽きです。最初は「金曜行動の全国グループ情報掲載」というかたちでしたが、「原発も戦争も同じ根っこをもつ」からと、範囲を拡張することにしました。原稿はだいぶ集まっていて、実にいろいろな人たちがさまざまなことをやっているということが分かります。しかし、それでもどうしてあの戦争法が通っちゃうのか。このからくり…を知りたいものです。
 これから本格的な編集作業に入り、2月20日には印刷所にいれる、3月5日に、出来上がりの予定。ですが、情報を集めるのが大変ですね。いまだに原稿依頼をしています。
 
チョウマトエに会いたいです
 『わたしたちは独裁を倒した―アウンサンスーチーと人々の28年間』(仮)
 3月下旬に『わたしたちは独裁を倒した―アウンサンスーチーと人々の28年間』(仮)を出版します。人々は交渉ではなく闘争を選び、政権交代を勝ち取りました。この本には、めげないおおらかな勉強する人々の力が満ちています。昨年の暮れ中塚明さんが書かれた『歴史家山部健太郎と現代』(高文研)が出ましたが、この山部さんも見事にたたかった人だったんですね。治安維持法で獄中2回。どうして闘えたのかと聞かれて、「持って生まれた性格だ」(正確ではないのですが)というような言い方をしています。押し付けられることは我慢がならないという性分だと。思想で鍛えられたわけじゃないと。
              
玄米ご飯を炊いてます。
 わたしの日常も大発見がありました。
 ヘイワアルミの圧力鍋のモニターになって4年経ちました。この圧力鍋山形県東根市にある鋳物屋さんが作っている優れものです。レシピ絵本『玄米ごはんのおいしいお店――でめてる 野菜のおかず』(梨の木舎)で石渡希和子さんが紹介してくださいました。素敵な絵入りの役に立つ本です。実はこの本、内海愛子さんの愛読書です。在庫あります。
9784816612022_120
 
 しかしながらレポート未提出で時が流れました。2014年秋に母をおくるまで上田と東京を行ったり来たりの生活に玄米を炊く余裕もなく…。
 去年の秋、手植え、無農薬(もしくは低農薬)天日干しで友人の夏子さんが長野ではじめて作ったお米を頂きました。そしてヘイワ圧力鍋で炊きました。美味しい!なぜ分からなかったのでしょう、このモチモチ感!初めて出会った玄米の旨みでした。
 玄米1合に(一掴みの大豆を入れる)、同量の水、外鍋に倍量の水。浸水時間は無し。ガス台にかけ、振り子が揺れ始めて20分、ガスを止めて放置すること40分。蓋を取る時の高揚感、口に運ぶ至福感。
 1時間かかるので、毎日は炊かないのですが、玄米ご飯の日は幸せ、ヘンボクカムニダ!
 食べたい人は、お昼どきに来てください。ただし電話一本いれて。「きょうは玄米ご飯が食べられる?」
 
 「平和とは一杯の飯初日の出」(浅井将行18歳)『東京新聞』(15年12月27日)若い人が、いい感性をもって、歩き始めていますね。日本社会も捨てたものではない。
 宮沢賢治さんも玄米をたべてたようですが、へいわの圧力鍋で炊かせてあげたかったね。そしてみなさん、本を読みましょう。アウンサンスーチーさんも言ってます。「知ることで人は服従しなくなる」。

 梨の木舎の本の一覧

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