月刊男心
吉見 マサノヴ
発行:まどか出版
この版元の本一覧
四六判 160ページ 上製
定価:1,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-944235-30-8(4-944235-30-5) C0092
在庫あり
奥付の初版発行年月:2006年03月
書店発売日:2006年03月27日
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紹介

本書は、DIONのLOVELOGで日々展開されている、「月刊男心」といういっぷう変わったタイトルのブログ上の詩集を書籍化したものである。そのブログが「恋愛ランキング1位」という人気をもつのは、誰もが関心をもつ恋愛を真摯に斜めから見て、いままでにない独自の世界を切り開いたからだ。詩の形式の作品のなかで描かれる、恋と愛に揺れる男心は、切なく可笑しい。現代の日常のなかで繰り広げられる恋愛を、著者・吉見マサノヴは、ユーモアのある見事なひとコマに切り取って見せてくれる。そんな萌える男心を描いた恋愛詩は84篇、そして掌編小説5篇が本書に収載されている。

目次

※▼印は、掌編小説

会うとなんだか/魔法/One or Eight/君の悪癖確かめたくて/同棲初日/色香/収穫祭/キミが好き/なぞなぞ/四六時間/音沙汰/生焼き
▼君はお姫様

勘違い/海原深く/塞翁ジョッキー/価値観/仔犬ちゃん/仔猫ちゃん/色男/求愛かくれんぼ/火遊び
▼遭難

本能/アイボリーホワイト/買えないもの/無限大フリーダム/受話器ノムコウ/月極/主導権/徒枕/唇重なるその前に/ラブ・ファンタジー/見解黒魔術/ココハグット/Recreant/呵責ヒトムカシ/逆説/プレゼント/星に願いを/気分屋さん/芳香アンブラッセ/就職試験
▼エレベーター

耽溺/三段活用/リア・リズム/時と場合/価値観フレグランス/どうして浮気がバレちゃった?/ひめごと/君は倹約家/丘陵の谷底/紫煙が揺らぐ/そんな君に/浴室/愛の掌握
▼スガタ×カタチ

常備薬/ずっとこうしていたい/常習/A to Ikko/ヒントでピント/君まで届く/災難/線路は続くよどこまでも/見てはいけないもの/顛末/最初の夜/君はフロッピー
▼待ちぼうけ

さよなら/損失補填/にんげんだもの/畏怖/類義語/あれからどれだけ/満たされるとき満たされないとき/キエテフエテ/独り舞台/来し方行く末/怪物/ふたり合点/嘘と空気/希代の君/因果関係/純粋と不純の間/君以外の誰かに/ドンブリ感情/背に腹は

前書きなど

本文抜粋

●同棲初日

え? え? ちょっと何やってんの?

どうして二人で飯食ってる時に
友達と携帯で長電話してんの?

どうして缶ビールを
わざわざコップに注いで飲むの?

え? え? ちょっと何やってんの?

どうしてドアを開けたら閉めないの?
どうしてトイレの蓋も閉めないの?

どうしてエッチの後
シャワー浴びずにそのまま寝ちゃうの?

え? え? ちょっと何やってんの?

ヘアドライヤーの吹き出し口を
どうして縦向きにセットしてるの?

え? え? ちょっと何やってんの?

どうして朝ごはんの前に
歯磨きするの?

どうして夜歯磨いた後に
スナック菓子食べるの?

価値観じゃない文化じゃない

何? うがい用のコップって


●キミが好き

ヘビが好き
トカゲが好き
ムカデが好き
 
クモが好き
ハエが好き
ダニが好き
 
ほんとは一番キミが好き


●月極

「ここのゲッキョク駐車場ってすごく高いわねタカシ」
いや、これはツキギメ駐車場って呼ぶんだよ

「まぁ、恥ずかしいわタカシ。こういうのってうる覚えですもんね」
いや、うろ覚えって言うんだよ

「まぁ、恥ずかしいわタカシ。弁当箱の隅をつつくようなことを」
いや、重箱の隅をつつくって言うんだよ

「まぁ、恥ずかしいわタカシ。そんなあらかさまに訂正しないで頂戴」
いや、あからさまって言うんだよ

「まぁ、タカシったら。私きっと眠気なまこで考えるから勘違いばかりするんだわ」
いや、眠気まなこって言うんだよ

「タカシって頭いいのね」
いや、僕はケンジっていうんだよ

版元から一言

◎ここがポイント

1.毎日2500ヒットあり、DIONのLOVELOGで恋愛ランキング1位になったブログ上の詩集の書籍化であること。
2.DIONのブログとしては初の書籍化であり、DIONのサイトなどで紹介するなど、宣伝に協力的であること。
3.著者は「恋愛を真摯に斜めから見る」を執筆テーマに、恋愛詩や、恋愛短編小説などを書きつづけており、ブログなどでは、幅広い年齢層の女性の人気がすでに高いこと。
4.著者が描く恋愛は現代の日常の1コマの中に展開し、ユーモアを含んだ個性豊かなその作品は、多くの人の共感を得るものであること。
5.本書には恋愛詩が84編、その合間にはさんで掌編小説を5編掲載しており、現代の恋愛の語り部ともいえる著者の世界をじゅうぶんに満喫できる構成となっていること。


◎こんな人にお薦め
・恋愛したい、恋愛を夢見る、または恋愛中のすべての男女。
・恋愛する男性の心を見てみたいと思う女性の方々。
・日常の生活に、ふとためいきのようなひとときをもちたいと思っている人。

関連リンク

DION LOVELOG
月刊男心

著者プロフィール

吉見 マサノヴ(ヨシミ マサノヴ)

1976年、鹿児島県生まれ。東京福祉大学卒。看護師兼フリーライター。
情報誌のコラム、webマガジン執筆、創傷の処置、オムツ交換などを生業とする。
ネオブックオーディション2004優秀賞受賞作『恋愛歪言』(バーチャルクラスター社)にて作家デビュー。以後、「恋愛を真摯に斜めから見る」を執筆テーマにして、鹿児島タウン情報誌『CROWD』にて恋愛系コラム、フリーペーパー『東京働女100』にて短編小説連載、web文芸誌『Folio』にて掌編連載、ケータイ書籍『桃色浮世草子』(モバイルメディアリサーチ)など多岐のメディアで活躍している。

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