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性という[饗宴] 伏見 憲明(著) - ポット出版
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性という[饗宴] (セイトイウキョウエン) 対話篇 (タイワヘン)

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発行:ポット出版
A5判
560ページ
上製
定価 3,400 円+税   3,740 円(税込)
ISBN
978-4-939015-70-0   COPY
ISBN 13
9784939015700   COPY
ISBN 10h
4-939015-70-X   COPY
ISBN 10
493901570X   COPY
出版者記号
939015   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2005年1月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2018年2月28日
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紹介

文藝賞受賞で波にのる編者が、倉田真由美、瀬戸内寂聴、ナンシー関、松尾スズキなど総勢59人との対話の中に、普遍的な性の問題や自由の本質、現代的抑圧を探る。

目次

はじめに

◆◆第1章 性なる人々
男は別れるときに地金が出る●倉田真由美
ヤリマン身障者芸人●ホーキング青山
規格外の体型をめぐって●ナンシー関 マツコ・デラックス
フィストファックの聖性●尾上怜司 斎藤綾子 松沢呉一
シャブ漬けからの帰還●近藤恒夫 ロイ・アッセンハイマー
平日は男性教師、週末はミニスカねえちゃん●宮崎留美子
私は男も女も好きです●戸川昌子
パワフル・ブス・ライフ! あるブス女との対話●木村薫子
夫の顔が大きいのに嫌気がさして家出?●小沢遼子 マツコ・デラックス
やっぱりオカマ?●安野モヨコ
元祖ウーマンリブの破天荒●田中美津
体育見学児のルサンチマン●松尾スズキ
釜に説法!●瀬戸内寂聴 肉乃小路ニクヨ エスムラルダ ナヨミ 延子ランボルギーニ メイミー

◆◆第2章 カルチャー・セックス
ブス文学の系譜●大塚ひかり
ヒトは性で進化した●古市剛史
少女マンガに魅せられて●藤本由香里
戦う美少女を欲望する「オタク」たち●斉藤環
もこっりフレディに捧ぐ●G.O.Revolution
オタキングの恋愛・結婚観●岡田斗司夫
友愛と性愛の不可能性●宮台真司 マツコ・デラックス
魔女のうわさ話●吉田秋生
高齢社会のクオリティ・オブ・ラブ●小林照幸
世界はエイズとどう闘ってきたのか●宮田一雄

◆◆第3章 ジェンダーフリー論争
男性差別のない社会へ●瀬地山角
家族の過去・現在・未来●山田昌弘
ジェンダーと自己決定の困難●江原由美子
男の友情!●勢古浩爾 加藤秀一
ラディカル・フェミニズムの向こう側●吉澤夏子
ジェンダーフリーとジェンダーレスの違い●村瀬幸浩
性教育・ジェンダーフリーを批判する●小浜逸郎
ジェンダースタディーズを最初から作り直す●野口勝三

◆◆第4章 反差別の作法
部落・女性・在日・同性愛、契機としてのマイノリティ●角岡伸彦 渋谷知美 松江哲明
組織、共同体との付き合い方●宮台真司
美醜とは人間にとってなにか●竹田青嗣
性愛の変容と倫理●速水由紀子 宮台真司 砂川秀樹 斎藤靖紀
セクシャルマイノリティの「連帯」とは●三橋順子 大江千束 川辺金蔵

◆◆付録 「伝説のオカマ」は差別か
「伝説のオカマ」は差別か●及川健二 野口勝三 松沢呉一 黒川宣之 山中登志子

あとがき

前書きなど

──対話を求めてきた理由は、異なる視点なり考え方なりをつねに自分の中に繰り込んでおかないと、いつのまにかモノクロのレンズでしか世界をのぞいていなかった、なんていうことになりかねないからだ。僕らは、この世には人の数だけ世界の数もあるのだということを、つい忘れてしまう。
 とくに、反差別運動の如きものに関わっていると、弱き者たちが積み上げた、身を守るための土嚢が、いつのまにか外を見渡すことも叶わないような高く奇怪な城壁になっていた、などという悲喜劇を見ることが少なくない。昨今、「性」をめぐる言説状況も、後者のような閉塞感を帯び始めているような気がしてならない。
 だから僕自身、これらの対話を通じて、できるだけ考え方の異なる人の言葉に耳を傾けようとしたし、それによって時代や社会状況と自分の世界像とのズレを調整することを心がけてきた。(「あとがき」より)

版元から一言

『ゲイという[経験]』の姉妹版にあたる対話集です。

著者プロフィール

伏見 憲明  (フシミ ノリアキ)  (

作家。1963年、東京生まれ、埼玉育ち。
武蔵野音楽大学付属武蔵野高校声楽科卒、慶応義塾大学法学部政治学科卒。
1991年、『プライベート・ゲイ・ライフ』(学陽書房)を書いてカムアウト。
その後、旺盛な著作活動を続ける一方で、大学で非常勤講師を務めたり、
講演活動で全国を回るなど、ゲイ、そしてクィア・ムーブメントの
先駆者的役割を果たす。雑誌『クィア・ジャパン』(勁草書房)責任編集。
2003年、処女長編小説『魔女の息子』で、第40回文藝賞を受賞。近著に『さびしさの授業』(理論社)。

上記内容は本書刊行時のものです。