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癒しの医療 チベット医学
考え方と治し方
原書: PRINCIPLES of TIBETAN MEDICINE
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2003年5月
- 書店発売日
- 2003年5月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年5月11日
紹介
世界の4大伝統医療の一つであるチベット医学を、その基礎となる理論、病気の要因、解剖と生理、一般的な病気、診断方法と治療法などについて豊富な臨床例とともに紹介する。実際にロンドンで開業する著者は、その治療経験から、チベット医学が現代人にどのように効果を発揮するのかを具体的に実証している。
目次
第1章 チベット医学の歴史
第2章 ソ・リクパ ─ヒーリングのサイエンス─
第3章 チベット医学の理論
第4章 病気を引き起こす要因(病因)
第5章 チベット医学における人体の解剖学と生理学
第6章 一般的な病気
第7章 診断法法
第8章 治療術 その一
第9章 治療術 その二
第10章 症例
第11章 臨床に従事するチベット医
前書きなど
チベット医学は、いかなる種類の魔法の類いや神秘的あるいは奇跡的な治療法に基礎を置くのではなく、何世代にも渡って伝えられてきた古代の医学体系に基礎を置いている。先輩チベット医の伝授により何世紀にも渡って受け継がれてきた経験と知識を有する現代のチベット医学は、その絶頂期にあるといえるだろう。(中略)知識には際限はなく、以前には見られなかったような病気が生じる限り、チベット医学の探求は続けられる。実際、チベット医学占星学院には研究部門が設置されていて、“現代”病の治療を目的とした新しいチベット薬が生み出されているのである。
(著者/本文より)
科学的医療の大切さが強調されるあまり、癒しの医療という側面はとかく置き去りにされがちである。筆者の探し求めてきた理想の医学システムとは何か、という問いかけを今改めて考え直してみると、癒しの医療という言葉がその一つのゴールであるとも思われる。そしてチベット医学そのものが理想であるとはいえないまでも、現代医学の医療現場における問題を考え合わせると、癒しの医療にとって“鏡”となって働くにちがいない。
また、筆者なりにチベット医学のニェパスンや体質論とその改善法(食事療法など)、物理療法分野におけるチベット灸と金鍼法などを実践してみたところ、この医学システムのもつ様々な養生法や治療法が(その診断さえ確かであれば)極めて有効である、と実感している。
(監訳者解説より)
上記内容は本書刊行時のものです。
