無料で汲める 北海道名水ガイド
葛西 麻衣子, 本多 政史
発行:亜璃西社
この版元の本一覧
A5判 128ページ 並製
定価:1,300円+税 総額を計算する
ISBN978-4-900541-62-7(4-900541-62-1) C0026
在庫あり
奥付の初版発行年月:2005年09月
書店発売日:2005年09月23日
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※版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA/Master)がご利用になれます
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紹介

北海道の水はうまい! 年間100万人もの利用者が訪れる有名スポットから、地元民に守られ続けてきた穴場や霊水まで、“美味しい水”を無料で汲める全50カ所の取水場を徹底ガイド。各施設の水にまつわるエピソードや伝説、水を管理する方々の情熱や苦労までを取材したガイド本文は、読み物としても充分楽しめる密度の濃さ。取水口の数や利用時間などの施設情報に加え、全スポットの詳細なルートマップ、さらには各スポットに近い温泉情報も掲載した、“ポリタン族”待望の実践派ガイドが誕生!

目次

Ⅰ道南エリア
●松前町=伝治沢の不動水 ●乙部町=生命の泉 といの水/生命の泉 八幡さんの水/生命の泉 能登の水/生命の泉 こもないの水/生命の泉 ひめかわの水 ●厚沢部町=小鶉湧水 ●七飯町=七飯岳の湧水/横津の名水 ●八雲町=ヤクモ飲料の湧水 ●黒松内町=黒松内の銘水 ●白老町=親水公園の湧水 ●浦河町=翠明橋公園の水
◆水こらむ1 札幌の珈琲専門店「カフェ・ランバン」

Ⅱ道央エリア
●京極町=ふきだし湧水 ●真狩村=羊蹄山の湧き水/真狩樹木園の湧水 ●ニセコ町=さかもと公園の甘露水 ●倶知安町=ニセコひらふ湧水/倶知安駅前 日本一の水 ●積丹町=積丹岳休憩所の湧き水 ●小樽市=亀甲蔵の仕込水/天狗山の伏流水 ●浜益村=御不動尊の冷水 ●
月形町=北郷の名水 ●新十津川町=夫婦山霊水 ●深川市=丸山霊場御霊水/国見の水飲場 ●長沼町=馬追の名水 ●千歳市=名水ふれあい公園の水/千歳神社 幸井の水
◆水こらむ2 あれば便利な湧水関連グッズ

Ⅲ道東エリア
●斜里町=来運の水 ●東藻琴村=藻琴山の銀嶺水/藻琴山公園の銀嶺水 ●北見市=仁頃はっか公園の湧水 ●紋別市=オホーツク紋別自然水 ●弟子屈町=摩周湖の伏流水/川湯温泉駅前の水 ●鶴居村=八重さんの水 ●清水町=御不動尊の水
◆水こらむ3 水質基準に関する検査の知識

Ⅳ道北エリア
●美瑛町=美郷名水/大雪山忠別湧水 ●東川町=大雪旭岳源水 ●富良野市=ポプリの里の湧き水/原始の泉 ●増毛町=国稀酒造の慈流泉 ●士別市=霊水山不動院の霊水 ●利尻富士町=甘露泉水/長寿乃泉水/姫沼の湧水 ●利尻町=麗峰湧水
◆取水できない名水スポット

前書きなど

著者あとがき
 山麓のとある小さな町の食堂で、渓谷の温泉宿で、港町の居酒屋で、何気なく出される一杯の美味しい水。物心ついたころからずっとマンション暮らしだった私は、取材で北海道各地を旅するうちに、〝水の美味しさ〟というものを初めて意識するようになった。
 今回の名水取材では、長い歳月を経てこんこんと大地にあふれる、道内各地の清水に出合うたび、その神秘性と天然無垢な美味しさに感激し通し。北海道の水はやっぱり美味しい!と、再認識した。と同時に、それら古来からの水を守る地元の人々に受け継がれた、水に対する畏敬の念に触れ、「人と水と自然」の深い絆を改めて思い知らされた気がする。
 ところで、取材後、先々で汲ませてもらった天然水を飲み比べてみた。驚いたのは、その味わいがそれぞれに異なっていたこと。湧出する自然環境が違うのだから、考えてみればごく当たり前のことなのだが、必要なときだけ蛇口をひねれば出てくる水に慣れてしまっている私にとっては、正直、実に新鮮なことだった。
 ともすれば忘れがちな〝水への感謝〟を思い起こすために、たまには足をのばして、天然無垢な清水を味わいたいと思う。 (葛西麻衣子)

 名水に興味を持ち始めたのは、自宅で愛飲するコーヒーがきっかけだ。大のコーヒー好きで、美味しい自家焙煎の名店から焼いた豆を購入しては、自宅で豆を挽いてネルドリップで淹れている。そんな折、キャンプ場取材の途中、とある名水スポットで湧水を汲んだ。家に戻り、その湧水でコーヒーを淹れてみた。するとどうだろう、もともと美味しいコーヒーの味は、雑味が消えてすっきりと軽い仕上がりになった。
 札幌の水道水は、全国的に見れば水質のレベルが高く、美味しい水の上位にランクされるらしい。だが、我が家はマンション。浄水器を使ってはいるが、屋上の貯水槽からの給水で、水質が決して良くはないことにも気づいた。以来、取材のたびに各地の名水スポットで取水し、その味を確かめるようになった。いつしか、家人が淹れるお茶も名水になった。こうして「今日は○○の水」と、我が家ではお茶の水もブランド化が進む。ささいなことだが、それで少しは優雅な気分に浸れる。名水には、そんな付加価値もある。
 車に本書を積んでおいてもらえば、ドライブの途中にある名水スポットにちょっと立ち寄り、取水ができる。ほんのついでで暮らしに潤いが生まれるなら、こんなに良いことはない。   (本多 政史)

版元から一言

美味しい水の宝庫・北海道の名水スポットを網羅した本書は、無料で取水できる道内50カ所の施設を紹介した初の本格的なガイドブック。道都・札幌の水道水でさえ、その味は非常にレベルが高いと評価されているほどで、各地の名水のうまさたるやかなりのもの。最近では、車にポリタンクを積んで道内各地の名水スポットへ日参する“ポリタン族”なる名水ファンも急増。家庭に持ち帰って、お茶やコーヒーを入れたり果てはご飯を炊く人まで、名水を生活に取り入れるライフスタイルが定着しつつある。そうしたファンのために、取水口の数や時間帯、水の硬度などの詳細な情報をガイド。さらに、水を守る人々の情熱や水にまつわる伝説、歴史なども盛り込んでいるので、読み物としても楽しめる一冊です。

著者プロフィール

葛西 麻衣子(カサイ マイコ)

1974年、札幌市生まれ。札幌大学経営学部経営学科卒。札幌の編集プロダクション、出版社を経て、2001年より亜璃西社へ。北海道の観光、レジャー、グルメなどを中心に、新聞、雑誌等の執筆を手がけるほか、自社出版の編集も担当

本多 政史(ホンダ マサフミ)

1952年、夕張市生まれ。東京経済大学経済学部経済学科卒。東京の出版社で書籍編集に携わり、帰札後、北海タイムス社出版部長を経て、亜璃西社設立に参画。現・同社出版部編集長。図鑑やアウトドア関係の本を数多く手がけるうちに、いつしか自然派に。著書は『北海道の温泉 源泉・かけ流しの湯』『札幌から行く日帰り温泉』『北海道キャンプ場ガイド』(ともに亜璃西社)など

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