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自分と向き合う心理学
意志心理学入門
- 初版年月日
- 2007年8月
- 書店発売日
- 2007年8月20日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
私たちは、日常で感じるフラストレーションを「嫌なもの」として目をそむけがちだ。しかし、それ自体が悪いわけではない。フラストレーションを「欲求不満」ではなく「自分の見通しが外れた意外感」と捉え直せば、そこに現実が思いがけない「新鮮な切り口」を見せていることに気づく。すなわち、フラストレーションは今の自分のあり方の向こう側への道があることを指し示しているのだ。再評価の機運のあるアメリカ心理学の巨人W・ジェームズによる《意志心理学》に基づく、希望の書。
目次
序章 自分のあり方は選び直すことができる
1 苦しみに向き合う
2 自分のあり方は選び直すことができる――「非力動的な考え方」の提唱
3 ネズミの実験で私たちの精神生活は説明できない
1章 フラストレーションには選択の余地がある
1 フラストレーションは「欲求不満」ではない
2 フラストレーションとは「意外感」だ
2章 「快」が私たちにとって持つ意味
1 苦痛や不快も私たちの関心を引く
3章 自分がそうしたのは感情のせいではない
1 不満感や不快感は行動のバネになるのだろうか?
2 行動は「選択」さえすれば起こる
3 自分がそうしたのは、そうすることを選択したからだ
4章 フラストレーションにどう対処するか
5章感情が行動の動機になるわけではない
1 セネカの考え方――「怒りは退けられる心の悪徳」
2 ジェームズの考え方――「泣くことが悲しみを構成する」
3 感情を行動の動機に持ち込む現代心理学を批判する
4 サルトルの考え方――「感情は都合のよい自己正当化だ」
5 他人も自分も悪者にしない第三の道
6章 偏見とフラストレーションの悪循環
1 フラストレーションが偏見を助長する
2 偏見がフラストレーションを引き起こす
3 偏見を抱く人はその相手にフラストレーションを感じてしまう
4 フラストレーションはリアリティに出会う可能性を指し示す
7章 フラストレーションをどう理解していくか
8章 どんな状況でも自分のあり方は自分で選べる
4 強制とは何だろうか
5 ドイツ強制収容所でも自分のあり方は選択できた
6 自分のあり方に向き合う
9章 自分のあり方を選び直すために
1 都合の悪い現実に向き合う―ジェームズの意志心理学
3 苦しみと利点の両面から考える
4 自分のあり方を選び直す――意志心理学の方法
10章 意志心理学の実践の具体例
上記内容は本書刊行時のものです。
