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故国はるか 下山 操子(著) - 草風館
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故国はるか (ココクハルカ)

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発行:草風館
四六判
288ページ
並製
定価 2,500 円+税   2,750 円(税込)
ISBN
978-4-88323-110-2   COPY
ISBN 13
9784883231102   COPY
ISBN 10h
4-88323-110-0   COPY
ISBN 10
4883231100   COPY
出版者記号
88323   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
1999年8月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

台湾霧社に残された亡国の民・日本人一家の波乱の物語――――――――
かつて「高砂族」とよばれた台湾先住民の血が流れている下山一家が、戦前の植民地時代、ついで戦後の激動する時代に翻弄されて生き抜く、日本植民地の落とし子たちのドラマ。

目次

一 敗  戦 
二 マレッパ 
三 霧  社 
四 進  学 
五 結  婚 
六 生  還 
七 終  章 
 解説に代えて︱編訳者あとがき 柳本通彦 
  解説1 霧社事件と日本 
  解説2 下山家の人々 

前書きなど

1930年、日本の植民地だった台湾中部に起きた霧社事件は、先住民セイダッカに日本人130余名が殺されるという、当時の日本を震撼させた大事件であった。母・文枝は、こうした血なまぐさい事件が発生した地に、嫁入りしてきた。文枝は次々に四人の子をなし、戦時下にも幸せな生活を送っていたが、おもいがけない日本の敗戦がこの一家の運命を翻弄することになる。この手記は、その三女・操子が親たちの歴史と自分の生い立ちを書き綴ったものである。

著者プロフィール

下山 操子  (シモヤマ ミサコ)  (

台湾南投県小学校教師。1945年4月、父下山一(中国名・林光明)・母文枝の三女として台湾中央部渓南で出生。父系の祖母はマレツパ頭目の娘ペッコタウレ。1955年、中華民国に正式帰化。屏東師範学校卒業後、山地の辺境など各地の学校教師を歴任。

柳本 通彦  (ヤナギモト ミチヒコ)  (編訳

1954年京都府生まれ。ノンフィクションライター(アジアプレス所属)。1987年から台湾に定住し様々な角度から実地調査に基づくユニークな台湾レポートを発信している。著作に、務社事件後の霧社の人びとを追った『台湾・霧社に生きる』(現代書館)、『匿されしアジア』(風媒社・共著)、『アジア読本・台湾』(河出書房新社・共著)、『台湾先住民・山の女たちの「聖戦」』(現代書館)など。ビデオドキュメンタリー作品に『私は日本のために戦った』(NHK教育ETV特集)など多数。1999年度「潮賞」ノンフィクション部門で優秀賞受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。