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オカルトの帝国 一柳 廣孝(編著) - 青弓社
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オカルトの帝国 (オカルトノテイコク) 1970年代の日本を読む

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発行:青弓社
四六判
300ページ
並製
定価 2,000 円+税   2,200 円(税込)
ISBN
978-4-7872-3266-3   COPY
ISBN 13
9784787232663   COPY
ISBN 10h
4-7872-3266-5   COPY
ISBN 10
4787232665   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2006年11月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2011年7月4日
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紹介

隠された知=オカルトが白日の下にさらされた1970年代に、私たちは何を夢見て熱狂したのか。科学的合理主義への懐疑から「新しい科学」として登場し社会に激震を走らせた70年代のオカルトブームを焦点化し、現代に続くオカルト的なものの始源を照らし出す。

目次

はじめに 一柳廣孝第1部 オカルトの日本 第1章 オカルト・ジャパン・シンドローム──裏から見た高度成長 金子 毅  1 オカルト・ジャパンの現状  2 疾駆するオカルト──高度成長の陰で  3 定型化されたオカルト──繁栄の時代の果てに  4 日本的オカルトの二律背反 第2章 小松左京『日本沈没』の意味 長山靖生  1 繰り返し破滅する世界  2 一九七三年の日本とは、いかなる世界だったか  3 描くことであらわにされる「不在」  4 日本なき日本人の行方 第3章 ディスカバージャパンと横溝正史ブーム 野村典彦  1 日本再発見  2 科学的思考  3 戦後社会と憑き物  4 新・日本・風土記  5 秘境あるいは奇習  6 「犬神」「家」「一族」再考第2部 メディアのなかのオカルト 第4章 エクソシスト・ショック──三十年目の真実 谷口 基  1 「空前」の映画、日本上陸  2 嘔吐と失神の彼岸に「エクソ世代」は何を見たのか?  3 〈オカルト体験〉としての『エクソシスト』、そしてイラクへ 第5章 「ノストラダムス」の子どもたち 大島丈志  1 ノストラダムスの『予言集』の受容  2 少年誌におけるノストラダムス  3 ノストラダムスの子どもたちのその後 第6章 宗教書がベストセラーになるとき 住家正芳  1 新宗教研究にとっての一九七〇年代  2 宗教書ブーム  3 仏教ブーム  4 終末論・オカルトブーム  5 オカルトへの回路としての書店第3部 表象としてのオカルト 第7章 〈霊〉は清(ルビ:さや)かに見えねども──「中岡俊哉の心霊写真」という〈常識〉 飯倉義之  1 中岡俊哉以前──日本「心霊写真」史概略  2 「心霊写真鑑定家」中岡俊哉(一九二六-二〇〇一)  3 「心霊写真」という解放/呪縛  4 「クラブを作って心霊研究をしています」  5 一九八〇年代──霊障、そして癒しの心霊写真へ 第8章 一九七〇年代の「妖怪革命」──水木しげる『妖怪なんでも入門』 清水 潤  1 「妖怪ブーム」と水木しげる  2 水木「妖怪」のライバルたち  3 水木「妖怪」確定化への道  4 「再現」された「妖怪」たち 第9章 オカルト・エンターテインメントの登場──つのだじろう「恐怖新聞」 一柳廣孝  1 ウイングを広げる──心霊からオカルトへ  2 「新聞」というフレーム  3 躍動するオカルト第4部 オカルトの現代史へ 第10章 円盤に乗ったメシア──コンタクティたちのオカルト史 吉永進一  1 マスターとアメリカ  2 二人のジョージ  3 すめらみことから平和と円盤へ  4 終末とCBA 第11章 メディアと科学の〈聖戦〉──一九七四年の超能力論争   吉田司雄  1 空前の超能力ブームの到来  2 「週刊読売」vs「週刊朝日」──超能力論争の勃発  3 超能力ブームへの眼差し  4 超能力論争が見えなくしたものおわりに 一柳廣孝

著者プロフィール

一柳 廣孝  (イチヤナギ ヒロタカ)  (編著

1959年、和歌山県生まれ。横浜国立大学教員。専攻は日本近代文学、日本近代文化史。著書に『〈こっくりさん〉と〈千里眼〉』(講談社)、編著に『「学校の怪談」はささやく』『心霊写真は語る』(いずれも青弓社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。