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「ジェンダー」の危機を超える! 若桑 みどり(編著) - 青弓社
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「ジェンダー」の危機を超える! (ジェンダーノキキヲコエル) 徹底討論!バックラッシュ

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発行:青弓社
四六判
312ページ
並製
定価 1,600 円+税   1,760 円(税込)
ISBN
978-4-7872-3262-5   COPY
ISBN 13
9784787232625   COPY
ISBN 10h
4-7872-3262-2   COPY
ISBN 10
4787232622   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0336  
0:一般 3:全集・双書 36:社会
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2006年8月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2021年8月3日
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紹介

バックラッシュに反撃する! 男女平等や性の自己決定を主張し市民権を得ているジェンダーという概念に対して、全国で曲解や歪曲に基づく批判=バックラッシュが巻き起こっている。それらの反動性を徹底的に批判し、ジェンダー概念の深化を探る。

目次

刊行にあたって 米田佐代子

はじめに 皆川満寿美/赤石千衣子

序章 「渦中の人」から 上野千鶴子
 1 経過──いくつものアクターが関与して日の目を見た事件
 2 評価──バックラッシュがもたらした逆説的貢献
 3 背景──根が深い反動派の動き
 4 見通し──絶望しているひまなんかない

第1部 「ジェンダー」をめぐるポリティクス

第1章 ジェンダー概念の有効性について 江原由美子
 1 問題の所在と本稿の目的
 2 学問におけるジェンダー概念
 3 ジェンダー研究の展開とジェンダー概念
 4 ジェンダー概念の有効性
 5 「ジェンダー」に対する攻撃をどう考えるか

第2章 「ジェンダー」「ジェンダーフリー」の使い方、使われ方 井上輝子
 1 運動・教育・行政用語としての「ジェンダー」「ジェンダーフリー」の登場
 2 「ジェンダー」「ジェンダーフリー」の用語法
 3 「ジェンダー」「ジェンダーフリー」使用法についてのいくつかの考察

第3章 バックラッシュの流れ──なぜ「ジェンダー」が狙われるのか 若桑みどり
 1 前提──アメリカにおけるバックラッシュ
 2 ジェンダー・バックラッシュの流れ
 3 バッシングの主たる対象
 4 バックラッシュ・キャンペーンの「主体」は誰か
 5 なぜ彼らはジェンダーを攻撃するのか
 6 ジェンダー攻撃の論点批判
 7 まとめ

第4章 「現場」からの声
 1 「ジェンダーフリー」教育の現場から 兵頭貴子
 2 性教育へのバッシング──学校の現場から 高村あい

第5章 言葉を力に──市民と行政と学界のはざまで 丹羽雅代
 1 「セクシュアル・ハラスメント」概念の獲得が女性たちにもたらしたもの
 2 教育現場での性差別を問題にすることの困難
 3 東京女性財団発行物『ジェンダーチェック』への違和感
 4 なぜ多くの女性センターや女性行政担当が『ジェンダーチェック』にとびついたのか
 5 バックラッシュに抗して

第6章 ことばは生きている、あるいは、よりよき相互理解のために 加藤秀一
 1 ねらい
 2 「ジェンダー」概念について
 3 おまけ──「ジェンダー」「ジェンダーフリー」という言葉の問題
 4 最後に

第2部 「ジェンダー」の何が問題なのか──3・25シンポジウム全体討議

第3部 バックラッシュに抗うまなざし
 1 フェミニストの一部がどうしてジェンダーフリー概念を避けるのか 伊田広行
 2 トランスジェンダーからの攪乱的問いかけ、ジェンダー概念再考 金井淑子
 3 ジェンダーフリー・バッシングと「日本の伝統」 加納実紀代
 4 ジェンダーフリー教育が意図したもの 舘 かおる
 5 「国家とジェンダー」を問う 鶴田敦子
 6 学習・思想をめぐる市民と行政 細谷 実

おわりに 若桑みどり

資料 ジェンダー関連年表
   抗議文ほか

著者プロフィール

若桑 みどり  (ワカクワ ミドリ)  (編著

1935年生まれ。ジェンダー文化研究所長、千葉大学名誉教授。専攻はジェンダー美術史。著書に『戦争とジェンダー』(大月書店)、『お姫様とジェンダー』『象徴としての女性像』『戦争がつくる女性像』(すべて筑摩書房)など。

加藤 秀一  (カトウ シュウイチ)  (編著

1963年生まれ。明治学院大学教員。専攻は社会学、ジェンダー論。著書に『性現象論』(勁草書房)、『〈恋愛結婚〉は何をもたらしたか』(筑摩書房)、共著に『図解雑学ジェンダー』(ナツメ社)など。

皆川 満寿美  (ミナガワ マスミ)  (編著

1961年生まれ。大学非常勤教員。専攻は社会学、エスノメソドロジー、ジェンダー研究。共著に『相互行為の社会心理学』(北樹出版)、『意味と日常世界』(世界思想社)、論文に「ラディカル・リフレクシヴィティとエスノメソドロジー」(「ソシオロジスト」第1号、1999年)など。

赤石 千衣子  (アカイシ チエコ)  (編著

1955年生まれ。「ふぇみん」編集部。夫婦別姓選択制の導入や婚外子差別の撤廃などに取り組む。共著『シングルマザーに乾杯!』(現代書館)など。

上記内容は本書刊行時のものです。