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連続大量差別はがき事件
被害者としての誇りをかけた闘い
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2011年3月
- 書店発売日
- 2011年3月11日
- 登録日
- 2011年3月2日
- 最終更新日
- 2011年3月9日
紹介
被差別部落出身者に1年半にわたり400通にのぼる匿名の差別はがき・手紙が送りつけられた。集中した被害を受けた著者がその苦悩と加害者究明の闘い、公判、糾弾会を描く。
目次
Ⅰ
1 はじまり
2 「できることは限られている」
3 エスカレートする犯行
4 耐えがたい苦痛
5 私について
Ⅱ
6 独自調査
7 あらゆる手段を用いて
8 反転攻勢
9 祈り
10 拒絶
11 見えない恐怖との闘い
12 生きるということ
Ⅲ
13 急展開
14 捜査情報の開示
15 S容疑者の両親と会う
16 恵楓園の被害と、法の限界
Ⅳ
17 第一回公判
18 被告の父への尋問
19 本人尋問
20 被害者意見陳述とネットの反応
Ⅴ
21 結審
22 審理が終わって
23 判決、そして私の願い
24 ネット上で広がる被害
25 周辺住民との対話
26 知らないということ
Ⅵ
27 ふれあいのなかで
28 S君の出所、そして接触
29 糾弾会
30 最後に
資料
告訴状
判決
連続・大量差別はがき事件糾弾闘争の成果と教訓 部落解放同盟東京都連合会
あとがき
版元から一言
2003年5月から2004年10月までの1年半にわたって、東京都を中心に全国の被差別部落出身者や団体に差別文言をつらねた匿名のはがきや手紙、身に覚えのない荷物などが送りつけられつづけた。その総数は400件にのぼる。部落解放同盟東京都連合会は、加害者が判明しないなかで被害を食い止めるために告訴を行い、04年10月、加害者が逮捕された。34歳の無職の青年だった。05年7月、東京地裁は青年に懲役2年の実刑判決を言い渡した。青年の出所後、都連は差別事件の事実確認を重ね、08年1月、糾弾会をおこない、糾弾闘争を終えた。
この差別事件の主な標的の一人となったのが、東京都連の専従で執行委員の浦本誉至史さんだった。この本は、浦本さんの手記の形で事件の全貌を提示して、①差別が被害者にどれだけの精神的・実際的な被害をもたらすものか、②青年はなぜこのように執拗な差別行為をおこなってしまったのか―などを明らかにする
上記内容は本書刊行時のものです。
