イタリア的愛の結末トスカ
白崎容子:著
発行:ありな書房
この版元の本一覧
A5判 256ページ 上製
定価:4,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7566-0802-4 C0073
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年09月
書店発売日:2008年09月05日
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紹介

美貌の歌姫トスカと騎士カヴァラドッシの熱く激しい愛が、変革期イタリアの激動の時代の波に翻弄され招いた悲劇を、都市ローマを舞台に視覚化したプッチーニのオペラを読み解く! 

目次

序 幕 オペラを観るまえに
第1幕 オペラはおもしろい
第1場 ジャコモ・プッチーニ——『トスカ』まで
第2場 トスカの時代/トスカのローマ
第3場 オペラ『トスカ』の誕生——ヴィクトリアン・サルドゥ
第2幕 オペラは愛を演じる
第1場 『トスカ』——プッチーニのオペラ台本とサルドゥの戯曲
第2場 「一人の女性のために」
第3場 ヤーゴのハンカチ
第4場 「パルミエーリ伯爵のときのように」
第3幕 オペラは奥が深い
第1場 幻の台本——プッチーニらしさのテーマ探し
第2場 ヴェルガ——ヴェリズモ、そしてシチリア
第3場 ダヌンツィオ——ありあまるパフォーマンス
終 幕 オペラを観たあとで
参考文献
あとがき

前書きなど

『トスカ』をもしもヴェルディが作曲していたら、どのようなオペラになっていただろうか。ローマとイタリアの明日を憂うる英雄的人物たるカヴァラドッシが誕生し、ローマの歴史を感じさせる彼の隠れ家で嫉妬に狂うトスカが狂乱のアリアを歌っていたかもしれない。プッチーニにおいては、カヴァラドッシもトスカも、市井の、等身大の人物となった。歴史的題材をみごとに料理して抒情的なオペラに仕上げたプッチーニの手腕を探る。

関連書

オペラのイコノロジー1『ボリス・ゴドゥノフ』
オペラのイコノロジー2『オルフェオ』
オペラのイコノロジー3『魔笛』

著者プロフィール

白崎容子(シラサキヨウコ)

日本の代表的イタリア語の専門家 文学・演劇・オペラの研究家で翻訳家

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