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和泉式部集全釈 正集篇 小松 登美(著) - 笠間書院
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和泉式部集全釈 正集篇 (イズミシキブシュウゼンシャクセイシュウヘン)

文芸
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発行:笠間書院
A5判
928ページ
上製
定価 19,000円+税
ISBN
978-4-305-70595-2   COPY
ISBN 13
9784305705952   COPY
ISBN 10h
4-305-70595-8   COPY
ISBN 10
4305705958   COPY
出版者記号
305   COPY
Cコード
C3092  
3:専門 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2012年7月
書店発売日
登録日
2012年5月17日
最終更新日
2016年8月18日
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書評掲載情報

2012-12-23 読売新聞
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紹介

和泉式部が語りかけてくる―。
『和泉式部集』を解読する奇蹟の全注釈、遂に刊行です。
昭和34年東宝書房刊『和泉式部集全釈』から53年。
小松氏があらたな研究成果を織り込んで、全面加筆改稿した迫力の928ページ。

※本書は昭和34年東宝書房刊『和泉式部集全釈』の注釈部分を小松登美氏が全面加筆改稿したものである。底本は榊原本。

「注釈」という文化事業の可能性を極限まで探究した奇蹟の大著
―島内景二
何よりもすばらしいのは通釈の文章です
―岩佐美代子

【本書の特色】
○榊原本を底本とし、和泉式部集正集の893首全歌にわたって(重出歌含む)、注釈をほどこした。通釈・語釈・余説の三項目によって構成される。
○通釈は、はっきりとした語学的解釈を踏まえたうえで、著者(小松)独特の語り口による、作者の気持ちがだれにもわかるような情味あふれる文章。
○語釈・余説では、他の歌・漢詩文等にあらわれている豊富な用例と影響関係を紹介し、和泉式部の生活や当時の風習、男女の世界観についても論じた。
○校異は、底本の本文を改めた場合、並びに何か問題がある場合のみ加えた。
○本書「正集篇」は、前身である東宝書房版『和泉式部集全釈』が昭和34年に刊行されて後、53年間にわたる研究成果を反映している。

目次

序(東宝書房版)・佐伯梅友
凡例
和泉式部集全釈 正集篇
和泉式部集諸本解題(東宝書房版)
 一 和泉式部集の伝本 
 二 和泉式部集正集の諸本と系統
和泉式部正集全句索引

後記(東宝書房版)・村上治・小松登美
後記・小松登美

著者プロフィール

小松 登美  (コマツ トミ)  (

大正11(1922)年、東京市小石川区(現東京都文京区)で生まれる。昭和23(1948)年、東京文理科大学文学部文学科国語学国文学専攻卒業。元跡見学園短期大学教授。著書に、『校註伊勢集』(昭和27年・共著)、『和泉式部集全釈』(昭和34年・共著)、『寝覚物語全釈』(昭和35年・共著)(昭和47年)、『和泉式部日記全訳注』(講談社学術文庫)(昭和55~60年)、『和泉式部の研究 日記・家集を中心に』(笠間書院)(平成7年)等。

村上 治  (ムラカミ オサム)  (

大正6(1917)年、千葉県我孫子町に生まれる。昭和24(1949)年、東京文理科大学文学部文学科国語学国文学専攻卒業。千葉県立八千代高等学校校長、千葉県教育長指導課長。正六位勲五等受勲。昭和43(1968)年没。著書に、『校註伊勢集』(昭和27年・共著)、『更級日記』『和泉式部日記』『蜻蛉日記』『紫式部日記』(最新国文解釈叢書)等。

佐伯 梅友  (サエキ ウメトモ)  (

明治32(1899)年、埼玉県比企郡小川町に生まれる。昭和3(1928)年、京都帝国大学文学部卒業。東京教育大学名誉教授、大東文化大学名誉教授。平成6(1994)年没。著書に、『万葉語研究』(昭和3年)、『上代国語法研究』(昭和41年)、『奈良時代の国語』、『源氏物語新抄』、『古文読解のための文法』等。

上記内容は本書刊行時のものです。