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和泉式部集全釈 正集篇
A5判
928ページ
上製
定価
19,000円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2012年7月
- 書店発売日
- 2012年7月17日
- 登録日
- 2012年5月17日
- 最終更新日
- 2016年8月18日
書評掲載情報
2012-12-23 | 読売新聞 |
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紹介
和泉式部が語りかけてくる―。
『和泉式部集』を解読する奇蹟の全注釈、遂に刊行です。
昭和34年東宝書房刊『和泉式部集全釈』から53年。
小松氏があらたな研究成果を織り込んで、全面加筆改稿した迫力の928ページ。
※本書は昭和34年東宝書房刊『和泉式部集全釈』の注釈部分を小松登美氏が全面加筆改稿したものである。底本は榊原本。
「注釈」という文化事業の可能性を極限まで探究した奇蹟の大著
―島内景二
何よりもすばらしいのは通釈の文章です
―岩佐美代子
【本書の特色】
○榊原本を底本とし、和泉式部集正集の893首全歌にわたって(重出歌含む)、注釈をほどこした。通釈・語釈・余説の三項目によって構成される。
○通釈は、はっきりとした語学的解釈を踏まえたうえで、著者(小松)独特の語り口による、作者の気持ちがだれにもわかるような情味あふれる文章。
○語釈・余説では、他の歌・漢詩文等にあらわれている豊富な用例と影響関係を紹介し、和泉式部の生活や当時の風習、男女の世界観についても論じた。
○校異は、底本の本文を改めた場合、並びに何か問題がある場合のみ加えた。
○本書「正集篇」は、前身である東宝書房版『和泉式部集全釈』が昭和34年に刊行されて後、53年間にわたる研究成果を反映している。
目次
序(東宝書房版)・佐伯梅友
凡例
和泉式部集全釈 正集篇
和泉式部集諸本解題(東宝書房版)
一 和泉式部集の伝本
二 和泉式部集正集の諸本と系統
和泉式部正集全句索引
後記(東宝書房版)・村上治・小松登美
後記・小松登美
上記内容は本書刊行時のものです。