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山の家のスローバラード 東京⇔山中湖行ったり来たりのデュアルライフ 佐藤誠二朗(著) - 百年舎
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山の家のスローバラード 東京⇔山中湖行ったり来たりのデュアルライフ (ヤマノイエノスローバラード トウキョウ ヤマナカコイッタリキタリノデュアルライフ)

文芸
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発行:百年舎
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ18mm
重さ 353g
264ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-9912039-2-3   COPY
ISBN 13
9784991203923   COPY
ISBN 10h
4-9912039-2-9   COPY
ISBN 10
4991203929   COPY
出版者記号
9912039   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年11月15日
書店発売日
登録日
2023年10月15日
最終更新日
2024年1月5日
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書評掲載情報

2023-11-27 東京新聞/中日新聞
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紹介

東京で生まれ育ち、働き、家族をつくってきた筆者は、なぜデュアルライフ(二拠点生活)を始めたのか。東京と山中湖を行き来しながら暮らす日々を軽快に綴ったエッセイ集。コロナ禍を経て、新たな暮らし方を模索する全てのひと必読の書。
著者が山中湖村にある“山の家”を手ごろな価格で手に入れたのは2017年のこと。以来、東京の家との二拠点生活=デュアルライフがはじまる。コロナ禍で「この機会に景色のいいところに住んでみよう!」と思った人も少なくないはず。ここにはそんなデュアルライフのリアルが描かれている。
集英社のウェブサイト「よみタイ」での人気連載の待望の書籍化です。

目次

01.東京で生まれ東京に骨を埋めると思っていた僕が、デュアルライフを選んだ理由 
02.都会育ちが田舎暮らしを選ぶとき、「寂しさ」をいかに処理するかが肝 
03.金持ちでもないのにどうしてデュアルライフができるの? その疑問に答えます 
04.デジタル武装していれば、デュアルライフでも仕事は身軽に楽々と! 
05.デュアルライフはヨコシマな妄想を抱く不倫オヤジの隠れ蓑になるか? 
06.厳寒期の湖でふと思い出す、伝説のジャズフェスティバルと永井美奈子のこと 
07.デュアルライフ民って地元から歓迎されてるの? ゴミは出せる? 下水がないって本当? 疑問に答えます 
08.今日はハードオフ、明日はカインズホーム。山の家の暮らしでも買い物はやめられないのだ! 
09.山の家でたった一人過ごす夜。Netflixでつい『シャイニング』を観ちゃう現象
10.「富士山のふもとに住んで、噴火とか怖くないの?」と聞かれたら答えます。「お前もな」 
11.野生のシカが爆発的に増えたから? やたら目につく自生スイセンの謎 
12.フィルムカメラ最高! クラシックカメラ最高!! デュアルライフと相性がいい趣味の話 
13.今どきデュアルライフを彩る優れもの。ハンモック、ホットサンドメーカー、オイルランタン 
14.どうしても欲しい山のお宝、”シカの角”ってどこを探せば見つかるの?
15.シカの角を探しに入った山の中で発見した超・意外なモノとは 
16.誰でも立ち入り可能な陸上自衛隊実弾演習場を100倍楽しむ方法 
17.10センチ超の巨大クモも出現。山の家では避けられない虫の話 
18.夏の大冒険! カヤックは湖上で楽しむ最強のウォーターアクティビティ 
19.ゾンビ化する大木と殺人キノコ。富士のふもとで静かに広がる異常事態とは 
20.”昭和レトロ”をディープに味わうなら、ちょっと古い別荘用住宅が最高 
21.キャンプにトラウマのあるおじさんが、際しないてむでリハビリに庭キャンプ 
22.レアな御朱印帳で、女子もすなる御朱印集めをはじめたら以外な展開に 
23.”富士山噴火”が、本当に起こったらどうなるの!? 
24.山の家の一軒家で、トイレが凍結して流れなかったらどうしますか? 
25.霊力を持つ伝説の植物ヤドリギでクリスマススワッグ作ったよ 
26.富士のふもとの昭和レトロ街で、ノスタルジックが止まらなくなった話 
27.年間四十万円の移動大は高い? 安い? デュアルライフとお金、本当の話 
28.爽やかな避暑地は凍てつく寒冷地。デュアルライフに向いている性格とは? 
29.都会では犬のオシッコ禁止に? 愛犬家よ、デュアルライフがおすすめです 
30.脱サラしてフリーとなり十数年。改めて考える、仕事とデュアルライフ 
31.デュアルライフのゴールデンウイーク~楽器と”ゆる登山”とワークマン~ 
32.虫に刺されやすい体質の僕が、山の家暮らしで見つけた最強の撃退法 
33.隣家との境がない山の家では必須。ドッグランをDIYで作りました 
34.デュアルライフの”山の家”内部は、こんな感じで

前書きなど

 我が家のデュアルライフ=二拠点生活は、ゆるゆるっとはじまりました。
 言い出しっぺである妻に引っ張られるような形で、2016年の夏頃からなんとなく家探しをはじめ、秋には山梨県・山中湖村で今の家に出逢いました。古い中古家屋だったので多少のリノベーションを施し、〝山の家〟が使えるようになったのは2017年春のことでした。
 東京で生まれ育った僕と妻、そして娘にとっても初めての田舎暮らしだったので、その後の数年間は発見と驚き、喜びの連続でした。ただしそれはありふれた一家の小さな体験と出来事にすぎなかったし、山の家はあくまで第二拠点で、生活の中心は東京・世田谷区の家であることに変わりはなかったので、〝山の家〟暮らしについて、どこかで発表しようとは思っていませんでした。

 ところが2020年、あの忌まわしきコロナ禍がはじまり、状況が少し変わります。特に緊急事態宣言が幾度も出された最初の年、我が家はこれまでになく山中湖村の家に長期滞在するようになりました。
 その頃は世の多くの人も巣ごもり生活を余儀なくされたことにより、これからの住まいや働き方について見直すようになっていたのではないかと思います。あちらこちらから、デュアルライフ実践者として、リアルな声を聞かせてほしいという要望をいただくようになりました。
 
 こうして僕はデュアルライフについてのコラムを、ウェブメディア上で連載するようになったのでした。
 本書を手にしてくださった皆様には、どうぞゆっくりと、とある平凡な一家のありのままなデュアルライフ物語を楽しんでいただけたらと思います。
 終わりなき日常の中から、わずか二年弱の日々を切り取って綴った本ですので、もしかしたら参考にならないことばかりなのかもしれません。
 でもこれからデュアルアイフをしたいと考えている人、またすでに実践している人にとって、少しくらいは有益な情報が含まれていたらいいなと願っているのです。

版元から一言

著者が山中湖村にある“山の家”を手ごろな価格で手に入れたのは2017年のこと。以来、東京の家との二拠点生活=デュアルライフがはじまる。コロナ禍によってテレワークが定着し、「この機会に景色のいいところに住んでみよう!」と思う人も少なくないはず。ここにはそんなデュアルライフのリアルが描かれています。この先の人生を考える人にも、アウトドア―が好きな人にも楽しく読むことができる内容です。
集英社のウェブサイト「よみタイ」での人気連載の待望の書籍化です。

著者プロフィール

佐藤誠二朗  (サトウセイジロウ)  (

児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」、「smart」の編集に携わる。2000年~2009年は「smart」編集長、2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。著書に「ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新」、「オフィシャル・サブカル・ハンドブック」、「日本懐かしスニーカー大全」など。

上記内容は本書刊行時のものです。