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ダイナミックな田舎暮らしのススメ
純粋に幸せに向かって生きる方法
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年3月10日
- 書店発売日
- 2024年3月10日
- 登録日
- 2024年2月29日
- 最終更新日
- 2024年3月8日
紹介
山梨県北杜市に移住した著者。実際の田舎暮らしの様子を伝え、新しいライフスタイルを提案!
富士フイルムの科学研究員が退職してあこがれの田舎暮らしを開始。そこに至るまでの紆余曲折。余っている家や土地の活用により、低コストで自由な暮らしをする人が増えている。田舎暮らしを実現するためのキーは、お金でも情報でもなく、意外なものだった……
目次
はじめに
第一章 田舎暮らしを始めて ~こりゃぁ凄いぞ!~
きっかけ
「自然の中で暮らしたい!」 ~子供時代の経験から~
☆☆コラム① 外国人もびっくり!
海外移住を希望 ~静かにゆったりとした環境を目指して~
退社した訳 足の引っ張り合い文化
人はなんのために生きているんだ?
日本は実は凄い!
平坦な道ではなかったが……
山林ではなく農地?
なかなか借りれない……
☆☆コラム② 実は瞑想がキーだった?
開拓開始
自然の恵みを実感
衣食住足りれば不安は減る
人々に伝えよう!
第二章 ダイナミックな田舎暮らしって?
個人的にお勧めする理由
景色
経済的自由を得やすい
周りを気にせず動きやすい
情報に振り回されにくい
価値観が変化しやすい
自分の頭で考え、試す習慣がつきやすい
広い土地が活用できる!
農的暮らし
☆☆コラム③ 人参王国 ~目先よりも最終的な幸せを~ 空き家活用
空き家活用
自分で改修できると強い!
改修以外に必要な作業
☆☆コラム④ 技術や知識はオマケ ~心が大事~
活用例
DIY、セルフビルド
cordwood house
小人の家
ツリーハウス
竹タワー
タイルベンチ
筏
☆☆コラム⑤ 竹の利用
循環的な暮らし パーマカルチャー
自分の活動(NPO法人みんなの街、ビヨンド自然塾)
お試し移住(NPO法人みんなの街モデル)
下見にも
改修の機会も
みなまちモデル
シェアハウス
自然体験提供(ビヨンド自然塾)
☆☆コラム⑥ 借りられる気がしたんだよな
自分探し支援
パイオニアビレッジ
講演、講師、アドバイザー
第三章 田舎暮らし希望者へのアドバイス
まずは一歩を踏み出そう!!
小さな一歩が大きな一歩に
行ってみたら何てことなかったなんてことも
向き不向き
☆☆コラム⑦ 死ぬほど大嫌い! が可愛いに?
田舎暮らしで気を付けること
まわりの人と上手くやっていこうという気はあるか?
土地の慣習
固定観念を強く持たないのがおすすめ
土地、空き家の探し方
情報の入手方法
借りるには信頼関係が大事!
色々なタイミングで視察を
立地 隣の家との距離
仕事の探し方
地域との関わり・人間関係
地域との関わり
協力しあえる人間関係を築こう!
☆☆コラム⑧ 応援の連鎖
できれば若いうちに
自由は責任を伴う
第四章 よくある質問
本当に田舎に行けば自由になれるのかな?
上手く行く人はもちろんいるだろうが、全員うまくいくとは限らない
利便性はどうか?
経済的にやっていけるのか?
仕事は見つかるか?
☆☆コラム⑨ お金が無くてもできたりする ~心の姿勢~
空き家って借りれるの?
田舎暮らしで困ったことは?
集落に馴染むのは難しい?
家の改修やセルフビルドなんて素人でもできるの?
開拓なんて個人では無理じゃない?
独り身じゃないと動きづらくない?
平日に助けてくれる人なんか見つからなそう
社会から逃げたと思われたくない
☆☆コラム⑩ 忙しいとは心を無くすこと
第五章 住みよい環境を作るために ……………………………………… 217
行政は民間とうまく連携を!
やる気がある人と繋がり、自ら環境を創っていこう!
自ら考え、行動力がある人を応援する仕組みを!
☆☆コラム⑪ 獣害と狩猟 地獄? 天国?
競争的な生き方以外の選択肢の周知を
自分が力になれること
地域活性化の協力(みんなの街モデル普及)
パイオニアビレッジ(開拓村)作り
第六章 最後に
体験者の声
活動体験者の声
実際に移住した人たちの体験談
前書きなど
本書は都会から田舎に移住することを勧めたくて書いているのではなく、伝えたいのは『自由で幸せな生き方をしよう!』ということである。それをかなえる一つの手段として田舎暮らしがかなり有効なのだ。
田舎暮らしは都会に比べると劣っていると考える人は割と多いと思うが、実は今の時代、田舎での暮らしはかなり恵まれた環境になっていると感じている。広い土地や自然資源などが活用しやすく、それにより様々な活動が可能になるのだが、自分自身、日本の田舎ってこんなに凄かったのか! と驚いたものだ。そんな田舎暮らしスタイルを著者自身の経験をもとに紹介させていただく。
自分は田舎暮らしを検討する人々から多くの不安や質問を受ける。その内容は大体似ていて、経済的なこと、周りの人々とうまくやっていけるか、空き家や仕事が見つかるかどうか……。その際に毎回感じるのは、
「そこ、そんなに考えなくてもいいのになぁ」
ということだ。
一応これらの問いに対するQ&Aも設けているが、自分が伝えたいのはそれらに対する具体的な一つ一つの解ではない。
そのような不安自体が浮かんでこないような考え方・行動力を身につけてもらうことに主眼を置いており、そこを理解してもらえれば目の前はかなり明るくなるだろう。特にこのような思いや不安を持つ人々に参考になれば幸いである。
*田舎暮らしはしてみたいけど踏み出せない
*日本は窮屈だから海外に移住したい!
*田舎は閉鎖的で部落の人とうまくやるのは難しそう……
*生きていくためにずっと競争にさらされる暮らしは辛い……
*もっと自由に生きたい!
版元から一言
富士フイルムの科学研究員だった著者は、人間らしい生活を求めて山梨県北杜市に移住。重機も使わず、のこぎり一本で開拓を始めた。野菜の種をランダムにまいて、その場所に適した作物だけが自生していく。空き家と廃材で住まいを作る。厄介だと思われる竹を利用して筏を作り、都会の子供たちに川下りを体験してもらうなどなど。「ビヨンド自然塾」という名の、みんなが自由に幸せな王国を作り続けている。この本は、本当の幸せって何だろうかを問いかけている。
上記内容は本書刊行時のものです。