書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
最軽量のマネジメント
- 初版年月日
- 2019年11月
- 書店発売日
- 2019年11月7日
- 登録日
- 2019年9月21日
- 最終更新日
- 2020年3月3日
書評掲載情報
2019-12-14 | 日本経済新聞 朝刊 |
MORE | |
LESS |
紹介
「理想のマネジャー」ってなんだ?
多様で自立した働き方が実現したこれからの組織で、マネジャーはどういう存在であればいいんだろう?
・育休は最長6年
・働く時間や勤務場所は、すべて自分の希望で決める「働き方宣言制度」
・育自分休暇という出戻りOK制度
・副(複)業の自由etc…
単なるグループウェア会社にとどまらず、「チームワークあふれる社会を創る」の理念のもと、
自社では「100人100通りの働き方」を実現し、超ホワイト企業と呼ばれる一方で、
「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう」をキャッチコピーに
世の中にさまざまな問いを投げかける「サイボウズ」。
しかし、もともとは離職率が28%を超える超ブラック企業だった。
そこから、人事制度や働き方、チームのあり方を考え続け、
働き方改革のリーダー企業として知られるようにまでに進化させたのが
この本の著者、サイボウズ副社長・山田理。
売上や利益を第一に考えるマネジャーのための指南本は世の中に溢れている。
ではサイボウズのように、メンバーの幸せを第一に考える会社で働くマネジャーたちは
この先、何を意識して仕事をすればいいのか。
その指針となる本を。
▼内容・構成
(書籍は現在、執筆・編集中です。内容は大きく変更する場合もございます)
はじめに どうすればマネジャーの仕事を減らせるのか?
・そもそも、マネジャーは本当に必要なのだろうか
・「多様性」と言えば聞こえはいいけれど、生まれたのは「世代間のギャップ」だった
・トーナメントシートみたいな組織図は、実は「情報を集約する仕組み」だった
・偉い人って、一度で全部を伝えてくれないアレはなぜだったのか
・情報格差のない時代へ インターネットは「組織の階層」を破壊した
・働き方改革でいちばん損しているのはマネジャーです
・マネジャーにすべてを任せるのは、あまりにも酷すぎやしないだろうか
・この本は「マネジャーの大衆化」を目指します
・サイボウズは人間が人間を管理することをあきらめた
・マネジャーは完璧じゃなくていい 最小限のリーダーシップで戦おう
目次
第1章 サイボウズが潔く諦めたマネジメントに関する7つのこと
・1.マネジャーは「地位」ではなく「役割」である
・2.モチベートに必要なのは、複雑な「スキル」ではなく情報を公開する「覚悟」
・3.役割は「トップダウン(指示)」ではなく「オーガナイズ(お願い)」 へ
・4.「人」を成長させようなんておこがましい。何でもできる「神」になる必要なんてない
・5.組織図は「ピラミッド型」から「キャンプファイア型」へ
・6.「100%の忠誠心」なんて求めない「100人100通りの距離感」を受け入れる
・7.目指すべきは「ブラックやホワイト」ではなく「透明な企業」
第2章 離職率28%から4%までの道のりたどり着いたのは「100人100通りの働き方」
第3章 ザツダン(雑談)でマネジメントの「視力」を上げる
第4章 「情報の徹底公開」がマネジャーの仕事を激減させる
第5章 だいたいの問題は「説明責任」と「質問責任」で解決する
第6章 会社そのものがなくなる時代に人はどうやって働くのか
上記内容は本書刊行時のものです。