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アミダクジ式ゴトウメイセイ【対談篇】 後藤 明生(著) - つかだま書房
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アミダクジ式ゴトウメイセイ【対談篇】

A5判
縦218mm 横155mm
448ページ
函入
価格 3,800円+税
ISBN
978-4-908624-00-1
Cコード
C0093
一般 単行本 日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2017年5月
書店発売日
登録日
2017年4月19日
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書評掲載情報

2017-08-06 東京新聞/中日新聞  朝刊

紹介

蓮實重彥「後藤さんは批評家を励ましてくれる数少ない小説家なんです」(本書「小説のディスクール」より)

「千円札文学論」とは何か?
「分裂=混血の文学」とは何か?
そして日本近代文学の「超ジャンル性」とは何か?

【没後18年・待望の新刊は初の対談集】
名著『挾み撃ち』で知られる小説家・後藤明生――。電子書籍による復刊や選集『後藤明生コレクション』の刊行もスタートし再評価の機運が高まっている。収録した計22本の対談では、五木寛之、小島信夫、蓮實重彥、柄谷行人、島田雅彦らを相手に、敗戦による引揚体験や、小説の技法・文体・喜劇性、ゴーゴリやカフカなど海外文学からの影響、日本近代文学の起源などをテーマに、アミダクジのように話を脱線させながら饒舌に語り尽くす。後藤ファン必携の書。『座談篇』も同時刊行。

目次

もくじ
❖文学における原体験と方法|一九九六年|五木寛之
❖追分書下ろし暮し|一九七四年|三浦哲郎
❖父たる術とは|一九七四年|黒井千次
❖新聞小説『めぐり逢い』と連作小説をめぐって|一九七六年|三浦哲郎
❖「厄介」な世代――昭和一ケタ作家の問題点|一九七六年|岡松和夫
❖失われた喜劇を求めて|一九七七年|山口昌男
❖文芸同人誌「文体」をめぐって|一九七七年|秋山駿
❖ロシア文明の再点検|一九八〇年|江川卓
❖〝女〟をめぐって|一九八一年|三枝和子
❖「十二月八日」に映る内向と自閉の状況|一九八二年|三浦雅士
❖何がおかしいの?――方法としての「笑い」|一九八四年|別役実
❖文学は「隠し味」ですか?|一九八四年|小島信夫
❖チェーホフは「青春文学」ではない|一九八七年|松下裕
❖後藤明生と『首塚の上のアドバルーン』|一九八九年|富岡幸一郎
❖小説のディスクール|一九九〇年|蓮實重彥
❖疾走するモダン――横光利一往還|一九九〇年|菅野昭正
❖谷崎潤一郎を解錠する|一九九一年|渡部直己
❖文学教育の現場から|一九九二年|三浦清宏
❖文学の志|一九九三年|柄谷行人
❖親としての「内向の世代」|一九九三年|島田雅彦
❖小説のトポロジー|一九九五年|菅野昭正
❖現代日本文学の可能性――小説の方法意識について|一九九七年|佐伯彰一

著者プロフィール

後藤 明生  (ゴトウ メイセイ)  (

後藤明生|ごとう・めいせい(1932年4月4日~1999年8月2日)
一九三二年四月四日、朝鮮咸鏡南道永興郡永興邑生まれ。敗戦後、旧制福岡県立朝倉中学校に転入。早稲田大学第二文学部露文学科卒。在学中の一九五五年、「赤と黒の記録」が全国学生小説コンクールに入選、「文藝」に掲載。卒業後、博報堂を経て平凡出版に勤務。一九六二年、「関係」で文藝賞佳作。一九六七年、「人間の病気」で芥川賞候補。翌年、専業作家に。一九七七年、『夢かたり』で平林たい子文学賞、一九八一年、『吉野大夫』で谷崎潤一郎賞、一九九〇年、『首塚の上のアドバルーン』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。一九八九年、近畿大学文芸学部の設立にあたり教授に就任。一九九三年より同学部長を務めた。一九九九年八月二日、逝去。

上記内容は本書刊行時のものです。