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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:25:"戦う姫、働く少女 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-906708-98-7";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:318:"ジブリの少女やディズニープリンセスは何と戦い、どう働いたのか。それは現代女性の働きかたを反映していた―。『逃げ恥』から『ナウシカ』まで。ポップカルチャーと現代社会えを縦横無尽、クリアに論じる新しい文芸批評が誕生!";s:6:"author";s:25:"河野 真太郎(著/文)";s:10:"publishers";s:15:"堀之内出版";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:15:"堀之内出版";s:12:"release_date";i:1500476400;}

POSSE叢書

戦う姫、働く少女

河野 真太郎(著/文)
発行:堀之内出版

四六判   240頁 
価格 1,800円+税

ISBN 978-4-906708-98-7   C0095
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年7月
書店発売日 2017年7月20日
登録日 2017年5月13日

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書評掲載情報

2017-08-28 週刊現代  9月9日号
2017-08-02 週刊新潮  8月10日号
評者:武田将明

重版情報

2刷 出来予定日:2017-08-25
コメント:発売1か月で早くも重版です。これからも多くの方にお読み頂けることを願っています。

紹介

ジブリの少女やディズニープリンセスは何と戦い、どう働いたのか。それは現代女性の働きかたを反映していた―。『逃げ恥』から『ナウシカ』まで。現代のポップカルチャーと現代社会を縦横無尽、クリアに論じる新しい文芸批評が誕生!

目次

はじめに
第一章 『アナと雪の女王』におけるポストフェミニズムと労働
革命的フェミニスト・テクストとしての『アナと雪の女王』
二人のポストフェミニストの肖像
トップ・ガールズとブリジットたちの和解?
シェリル・サンドバーグは存在しない――グローバル資本主義とその本源的蓄積
労働なき世界と「愛」の共同体
第二章 無縁な者たちの共同体――『おおかみこどもの雨と雪』と貧困の隠蔽
承認と再分配のジレンマ
『おおかみこどもの雨と雪』と貧困の再生産
ポスト・ビルドゥングスロマンと成長物語の変遷
『ハリー・ポッター』、『わたしを離さないで』と多文化主義
無縁な者たちの共同体
コーダ 現代版『ライ麦畑でつかまえて』としての『僕だけがいない街』
第三章 『千と千尋の神隠し』は第三波フェミニズムの夢を見たか?―アイデンティティの労働からケア労働へ
フェイスブックという労働
『魔女の宅急便』のポストフェミニズム
『千と千尋の神隠し』は第三波フェミニスト・テクストか?
『逃げるは恥だが役に立つ』?─―依存労働の有償化、特区、家事の外注化
第四章 母のいないシャカイのユートピア──『新世紀エヴァンゲリオン』から『インターステラー』へ
スーパー家政婦、あらわる
『インターステラー』の母はなぜすでに死んでいるのか?
『インターステラー』の元ネタは『コンタクト』なのか?
『コンタクト』と新自由主義のシャカイ
セカイ系としての『インターステラー』
『エヴァ』とナウシカのポストフェミニズム
コーダ1 AIの文学史の可能性──『ひるね姫』と『エクス・マキナ』
コーダ2 矛盾の回帰?─―『ゴーン・ガール』と『WOMBS』
第五章 『かぐや姫の物語』、第二の自然、「生きねば」の新自由主義
「生きろ/生きねば」の新自由主義
『風の谷のナウシカ』における自然と技術の脱構築
技術と自然の脱構築と労働の隠蔽
『風の谷のナウシカ』、『寄港地のない船』、(ポスト)冷戦の物語
罪なき罰と箱庭
終章 ポスト新自由主義へ
没落系ポストフェミニストたち
主婦が勝ち組?─―ハウスワイフ2・0から『逃げ恥』へ
セレブ主婦の蜃気楼
貧困女子の奮起
エイミーたちの願いとジンジャーたちの連帯

前書きなど

※ 本書では登場する作品の結末も含むあらすじを紹介しています

本書が目指すのは、「戦闘美少女の社会的分析」である。『風の谷のナウシカ』から『新世紀エヴァンゲリオン』、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にいたるまで、わたしたちのポピュラー・カルチャーは戦う姫・少女の姿であふれている。それらの女性像は、いったいいかなる社会の変化を、そしてどのような願望のありかを指し示しているのか? この疑問に取り組むにあたって軸となるのは労働の問題、それもとりわけ女性の労働/女性と労働という問題だ。少女たちが文字通りに働くジブリ作品はもちろん、現代に氾濫する「解放された女性」たちの物語と、新自由主義とポストフォーディズム下における女性的労働そして女性化された労働の世界との関係はいかなるものなのか? 本書はそうした疑問をさまざまな作品を縦横無尽に接続しながら論じる。そうして可視化された「現在」を、わたしたちが乗り越えていくために。

著者プロフィール

河野 真太郎(コウノ シンタロウ)

一橋大学大学院商学研究科准教授。1974年山口県生まれ。関心領域はイギリスの文化と社会。著書に『〈田舎と都会〉の系譜学』(ミネルヴァ書房、2013年)、共著に『文化と社会を読む 批評キーワード辞典』、(研究社、2013年)訳書にピーター・バーク『文化のハイブリディティ』(法政大学出版局、2012年)、共訳書にレイモンド・ウィリアムズ『共通文化に向けて―文化研究1』(みすず書房、2013年)など。

関連リンク

『戦う姫、働く少女』刊行記念トークイベント「戦闘美少女はなぜ働くのか」

『戦う姫、働く少女』(堀之内出版ウェブストア)直販サイトですので、確実に在庫がございます

上記内容は本書刊行時のものです。