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パンクの系譜学 川上幸之介(著/文) - 書肆侃侃房
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パンクの系譜学 (パンクノケイフガク)

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発行:書肆侃侃房
四六判
384ページ
上製
価格 2,600円+税
ISBN
978-4-86385-610-3   COPY
ISBN 13
9784863856103   COPY
ISBN 10h
4-86385-610-5   COPY
ISBN 10
4863856105   COPY
出版者記号
86385   COPY
Cコード
C0070  
0:一般 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2023年10月30日
最終更新日
2024年4月3日
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書評掲載情報

2024-04-27 毎日新聞  朝刊
評者: 永江朗(ライター)
2024-04-27 日本経済新聞  朝刊
2024-04-13 朝日新聞  朝刊
評者: 安田浩一(ノンフィクションライター)
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紹介

パンクとは常に問い、それについて行動を起こすことだ━━。音楽だけでなく、アート、思想、運動の側面からも「パンク」の根源に迫る画期的著作。

労働者階級の若者による現状への怒りからイギリスで生まれたとされるパンク。その叫びのルーツには、アナキズムやコミュニズムといった思想、そしてダダから脈打つ前衛芸術史も刻まれていた。

奴隷制からポピュラー音楽の誕生、その後のフォーク、スキッフル、ガレージ、パンクへの道のりに、シチュアシオニト・インターナショナル、キング・モブといった運動が交差し、セックス・ピストルズ以降に現れたOi!、クラス、ポジティブ・フォース、ライオット・ガール、クィアコア、アフロパンク、アジアのパンクシーン、そして橋の下世界音楽祭へとつながっていく。

パンクの抵抗の系譜を辿りつつ、正史の陰に隠れた歴史に光をあてる画期的著作。Punk!展、ゲリラ・ガールズ展ほか、話題の展示のキュレーションを行う研究者による初単著。松村圭一郎さん、毛利嘉孝さん推薦!



パンクは、虐げられた者たちが世界を変える、反逆の声だった。リズミカルな文章でビートを刻み、150年にわたるパンクの系譜をスケーターのように滑走していく。この壊れかけた世界を生き抜く、すべての人のために。

━━━━松村圭一郎さん(文化人類学者)


パンクな研究者のパンクな記述によるパンクの歴史。すべての対抗文化運動はパンクへと通じる。

━━━━毛利嘉孝さん(社会学者)



興奮しつつ読んだ。(略)英語圏でのパンクの学術的議論を代表するグリール・マーカス『リップスティック・トレイシーズ』にも匹敵する、日本語でのパンク論の決定版といえる。

━━━━増田聡さん(朝日新聞3/28)



現時点で日本人によるパンク本の決定版。

━━━━高木完さん(Xより)



「支配と抑圧という概念が存続する限り、「パンクス・ノット・デッド」は常に例証され続けるだろう」

(「おわりに」より)



2024年3月全国書店にて発売。

目次

【目次】

はじめに

第1部 パンクの思想とその文脈

第1章 アートスクール

第2章 共産主義(コミュニズム)

第3章 アナキズム

第2部 パンクの音楽における系譜

第4章 アフリカ系アメリカ人の歴史

第5章 フォーク

第6章 スキッフル

第7章 ガレージ

第8章 パンク

第3部 パンクのアートにおける系譜

第9章 DADA(ダダ)

第10章 レトリスム

第11章 シチュアシオニスト・インターナショナル

第12章 キング・モブ

第4部 セックス・ピストルズ以降

第13章 Oi!

第14章 アナーコ・パンク

第15章 ハードコア・パンク

第16章 ライオット・ガール

第17章 パンクと人種

第18章 パンクとクィア

第5部 アジアのパンクシーン

第19章 インドネシアのパンクシーン

第20章 ミャンマーのパンクシーン

第21章 日本のパンクシーン

おわりに



【著者プロフィール】

川上幸之介(かわかみ・こうのすけ)

1979年、山梨県生まれ。専門は現代美術/ポピュラー音楽。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズMAファインアート修了。現在、倉敷芸術科学大学准教授。キュレーションに「Bedtime for Democracy」展、「Punk! The Revolution of Everyday Life」展、「ゲリラ・ガールズ展 『F』ワードの再解釈:フェミニズム!」など。

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著者プロフィール

川上幸之介  (カワカミ コウノスケ)  (著/文

1979年、山梨県生まれ。専門は現代美術/ポピュラー音楽。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズMAファインアート修了。現在、倉敷芸術科学大学准教授。キュレーションに「Bedtime for Democracy」展、「Punk! The Revolution of Everyday Life」展、「ゲリラ・ガールズ展 『F』ワードの再解釈:フェミニズム!」など。

上記内容は本書刊行時のものです。