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戦後児童文学史の未解決点 宮崎芳彦(著) - てらいんく
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てらいんくの評論

戦後児童文学史の未解決点

発行:てらいんく
A5判
460ページ
上製
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-86261-070-6
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他

出版社在庫情報
不明
初版年月
2010年3月
書店発売日
登録日
2010年3月26日
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紹介

2009年4月に急逝した著者の遺稿集。
生前発表の文と原稿のまま残された未発表の文から成る。
1953年、「早大童話会」に所属した鳥越信、古田足日・神宮輝夫、山中恒らが発表した「少年文学の旗の下に」(通称「少年文学宣言」)、および鳥越信、古田足日の「小川未明批判」を否定する立場で書かれた児童文学評論。日本児童文学史上において貴重論文。

目次

序   小川未明否定・「少年文学宣言」、双方を否定する
壱   怒れる若者・共産党員連合による日本児童文学者協会クーデター
弐   鳥越信・共産主義児童文学史批判
参   古田足日「さよなら未明批判」
肆   古田足日・五九年戦後画期説の成立
伍   菅忠道共産主義文学史・批判
終章 古田童話史観の破綻

前書きなど

 誰も書かなかった、大きな決定的な問題ー戦後児童文学と共産主義との関係を、広範な資料を遍く精査して論証。部落解放問題と社会主義についての30年にわたる論考の蓄積の上に、1953年、鳥越信、古田足日らの通称「少年文学宣言」以降の小川未明批判・攻撃が、どのような思想で、いかなる手段をもってなされたか。あたう限りの資料を駆使、時代背景を照射しつつ明らかにする。「ネバーランド」連載に未発表<夢>、<原理>、<境い目>以降の原稿を加え、詳細な註を付して1巻とした。絶筆!

版元から一言

 この本は2009年4月に急逝した著者の遺稿集というべきものです。
 生前、児童文学誌「ネバーランド」に発表文と原稿のまま残された未発表文から成り、参の古田足日「さよなら未明批判」までが既発表、古田足日・五九年戦後画期説の成立以降が原稿のまま残されたものです。
 遺族、また生前の著者の友人、愛弟子たちの手で、1巻として刊行されました。

著者プロフィール

宮崎芳彦  (ミヤザキヨシヒコ)  (

1941年12月ー2009年4月
日本児童文学学会会員。日本ペンクラブ会員。
ほるぷ出版編集部勤務の後、白百合女子大学児童文化学科教授。2004年退職。
主な著作に『斎藤佐次郎・児童文学史』 『西光万吉の人と文学』、論文『日中戦争期の児童文化文学と出版の構造』

上記内容は本書刊行時のものです。