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エスニック・マイノリティに未来を拓く――チッタゴン丘陵の紛争から見えてくるもの 下澤嶽(著/文) - コモンズ
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エスニック・マイノリティに未来を拓く――チッタゴン丘陵の紛争から見えてくるもの (エスニックマイノリティニミライヲヒラク)

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発行:コモンズ
四六判
216ページ
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-86187-174-0   COPY
ISBN 13
9784861871740   COPY
ISBN 10h
4-86187-174-3   COPY
ISBN 10
4861871743   COPY
出版者記号
86187   COPY
Cコード
C3031  
3:専門 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年2月29日
書店発売日
登録日
2023年10月23日
最終更新日
2024年2月16日
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紹介

民族を基盤とした国家は、エスニック・マイノリティに不遇な時代を産み出し、無数の「見えない紛争」を生み出した。そのひとつがバングラデシュ、チッタゴン丘陵である。

人口の0.5%にあたるモンゴロイド系で仏教徒やクリスチャンが暮らす国境沿い丘陵地帯で、約20年間紛争が続き、1997年に和平協定が結ばれたものの、その多くは実施されていない。それどころか軍やベンガル人入植者が常駐する環境に置かれ、人権侵害や土地収奪などが頻発している。

ここで、どのように紛争に至り、紛争中はそのような虐殺実態があり、和平協定後の社会状況、国際社会の関与がどのように影響を与えてきたかを詳細に見ることで、問題の所在を明確にしていく。この紛争を見通すことでエスニック・マイノリティと共存できる人類の未来の在り方を問う。

著者プロフィール

下澤嶽  (シモサワタカシ)  (著/文

1958年愛知県豊橋市生まれ。静岡文化芸術大学文化政策学部教授。専門:バングラデシュ研究、国際協力、NGO、紛争研究。大学卒業後、81年から英国のCSVの長期ボランティアに1年間参加。帰国後は日本青年奉仕協会、世田谷ボランティア協会を経て、88年から93年までシャプラニール=市民による海外協力の会の駐在としてバングラデシュへ。98年に同会事務局長。02年7月に退職。主著=『開発NGOとパートナーシップ――南の自立と北の役割』(コモンズ、2007年)。共著=『ロヒンギャ問題とは何か~難民になれない難民』(明石書店、2019年)、『2018 世界の社会福祉年鑑』(旬報社、2018年)。

上記内容は本書刊行時のものです。