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老作家僧のチェンマイ托鉢百景
2023雨安居(パンサー)全日録
発行:論創社
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ21mm
368ページ
並製
価格
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年4月10日
- 発売予定日
- 2024年5月2日
- 登録日
- 2024年3月22日
- 最終更新日
- 2024年4月24日
紹介
『遠い国からの殺人者』で第101回直木賞を受賞した作家は、今なぜ、タイで僧侶となり托鉢するのか。その心情を赤裸々に綴った100余日の日記。タイの街場、僧侶の日常、現地の布施人たちの温かみある姿を伝える写真もふんだんに掲載。
目次
七月―チェンマイ復帰は托鉢から
三半規管の故障か?/チャイナタウンの漢方薬店/カラダが資本の僧の選択/少僧化社会で踏ん張る老僧/肉がウマ過ぎるための問題 他
八月―雨に打たれながら考えた日々
初転法輪(仏日)のハイライト/雨安居入りの誓い/老いたる者の敵は孤独と寂しさ/雨傘とともに考える「無我」/明るくても怖い「無明」の世/スポーツ解禁はムリな修行精神 他
九月―タイ文化を月とともに歩く
ナットウ吉日と不運の記憶/タイ文化のキーワードは水と月/タイ敵の「美欲」を排せるか/僧失格を思わせた無常の空/よからぬ魂胆のタイトル思案他
十月―老いゆくわが身を省みる日々
同年配の男性の大手術痕を見て/ヌンするカオニャオはノスタルジー食/身体と相談して決める、クスリか医者か/菜食祭に日本人の「食」を考える/異国暮らしにつきまとうビザ苦/長寿に価値を置いて生きる
上記内容は本書刊行時のものです。