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嫌われるジャーナリスト 望月 衣塑子(著/文) - SBクリエイティブ
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嫌われるジャーナリスト (キラワレルジャーナリスト)

新書
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新書判
224ページ
定価 860円+税
ISBN
978-4-8156-0548-3   COPY
ISBN 13
9784815605483   COPY
ISBN 10h
4-8156-0548-3   COPY
ISBN 10
4815605483   COPY
出版者記号
8156   COPY
Cコード
C0236  
0:一般 2:新書 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年4月2日
最終更新日
2020年8月27日
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紹介

国民が知りたいことを
聞かないメディアは必要か!?

コロナ禍で露呈した権力とマスコミの馴れ合い。緊張感のないこの関係が、日本を停滞させる要因となっているのではないだろうか。ジャーナリストとは本来、波風を立てるもの。権力を監視し、対峙することで、国民の知る権利にこたえていくべきである。記者クラブに代表される従来のメディアのあり方がこのままでよいのか。新しい時代のジャーナリストに必要なこととは何か。嫌われることを厭わない二人が徹底討論。

目次

第1章 「新型コロナ」と「安倍政権」という大難題
――〝嫌われるジャーナリスト〟は日本をこう見る

◎新型インフル特措法は、現行のままか、法改正が必要か
◎森友事件で検察が官僚全員を不起訴にした理由
◎安倍内閣の支持率が下がらないことの責任は、野党にある
◎ジャーナリズムは充分な働きをしているとはいえない
…etc.

第2章 だから「望月衣塑子」は嫌われる
――記者会見や記者クラブの憂うべき現状

◎望月衣塑子の抗議に官房長官がブチ切れ。番記者とのオフ懇も休止に
◎官邸側ではなく、内閣官房長官の番記者から、繰り返し抗議を受けた
◎質問五つは事前に提出。首相は官僚が書いた答えを読んだけだ
◎記者クラブを離れたからこそ、わかったこと
…etc.

第3章 だから「田原総一朗」は嫌われる!
――なぜ、批判するだけではダメだと思ったか

◎付き合いが深いとは、会って、いいたいことをいえることだ
◎新聞は記者の担当を比較的よく移す。テレビは担当を固定しがち
◎佐藤優は、田原総一朗を〝権力党員〟と評した
◎「政権批判だけでなくて、対案を出せ」と提案したが……
…etc.

第4章 嫌われるジャーナリストは、どこへ行く?
――メディアが大激変しても変わらないもの

◎ネット時代だからこそ、記者の考えや価値観を打ち出す必要がある
◎ジャーナリストは、市民の感性にいかに寄り添えるか
◎かつての記者の常識のままでは、メディアは人びとから見放されかねない
◎若い女性たちの意識を、もっと紙面に反映させたい
…etc.

著者プロフィール

望月 衣塑子  (モチズキ イソコ)  (著/文

1975年、東京都生まれ。新聞記者。慶應義塾大学法学部卒業後、東京中日新聞社に入社。千葉支局、横浜支局を経て社会部で東京地検特捜部を担当。その後経済部などを経て社会部遊軍となり、官房長官記者会見での鋭い追及など、政権中枢のあり方への問題意識を強める。著書『新聞記者』(KADOKAWA)は映画化され大ヒット。日本アカデミー賞の主要3部門を受賞するなど大きな話題となった。そのほか『武器輸出と日本企業』(KADOKAWA)、 佐高信との共著に『なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか』(講談社)などがある。

田原 総一朗  (タハラ ソウイチロウ)  (著/文

1934年、滋賀県生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学文学部卒業後、岩波映画製作所に入社。東京12チャンネル(現・テレビ東京)を経てフリー。「朝まで生テレビ! 」(テレビ朝日系)、「激論!クロスファイア」(BS朝日)の司会を務める。著書に、『塀の上を走れ 田原総一朗自伝』(講談社)、『日本人と天皇 昭和天皇までの二千年を追う』(中央公論新社)、『日本の戦争』(小学館)、『伝説の経営者100人の世界一短い成功哲学』(白秋社)ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。