版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
オリエントへの旅 マリオ・プラーツ(著) - ありな書房
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

直接取引:なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

オリエントへの旅 (オリエントヘノタビ) 巻次:Ⅱ 建築と美術と文学と (ケンチクトビジュツトブンガクト)
原書: I viaggi dell’erudito II, VIAGGIO IN ORIENTE: Architettura, Arte e Letteratura

芸術
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:ありな書房
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ14mm
重さ 385g
204ページ
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-7566-2386-7   COPY
ISBN 13
9784756623867   COPY
ISBN 10h
4-7566-2386-7   COPY
ISBN 10
4756623867   COPY
出版者記号
7566   COPY
Cコード
C0070  
0:一般 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年8月10日
書店発売日
登録日
2023年7月7日
最終更新日
2023年7月31日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

プラーツが生涯考察し続けた新古典主義とロマン主義は、ヨーロッパが「オリエント」を改めて発見した時代の産物であった。したがって、ロマン主義者の作家や画家たちがそこでなにを見て、なにを感じたのかを解き明かそうとするならばおそらく、ほかのどこよりもオリエントに心を惹かれたのは必然である。プラーツはまず、一九二〇年代にアラビア文化の色濃く残るイベリア半島を巡り、一九三一年にはギリシアを旅し、それぞれの風景や建築をつぶさに見ている。そののち、第二次世界大戦の破壊と戦後の混乱を経て、西欧の支配から独立してまもないオリエントの国々に赴いた。プラーツは紛れもない「旅する人」であった。あたかも時を遡るかのように、レヴァント地方とエジプトの各地を巡り、建築と美術と文学の迷宮に自らやわらかく陥入し、時空を超えたテクストと記憶の織りなす、人類文化の始原へとわれわれを誘う。珠玉のエッセイ集!

目次

プロローグ ロマン主義者たちのオリエント  新保淳乃
オリエントへの旅  金山弘昌
パルミラ  金山弘昌
バールベック巡礼  金山弘昌
騎士の城  金山弘昌
ダマスカス  新保淳乃
一九世紀のレヴァント  新保淳乃
エジプトの空  新保淳乃
カイロのモスク  伊藤博明
刺青を入れた神殿  伊藤博明
偉大な者たちと卑小な者たちの痕跡  伊藤博明
ピラミッドの内と外  伊藤博明
エピローグ オリエントのマリオ・プラーツ  新保淳乃

人名・作品名 索引

前書きなど

プラーツが生涯考察し続けた新古典主義とロマン主義は、ヨーロッパが「オリエント」を改めて発見した時代の産物であった。したがって、ロマン主義者の作家や画家たちがそこでなにを見て、なにを感じたのかを解き明かそうとするならばおそらく、ほかのどこよりもオリエントに心を惹かれたのは必然である。プラーツはまず、一九二〇年代にアラビア文化の色濃く残るイベリア半島を巡り、一九三一年にはギリシアを旅し、それぞれの風景や建築をつぶさに見ている。そののち、第二次世界大戦の破壊と戦後の混乱を経て、西欧の支配から独立してまもないオリエントの国々に赴いた。プラーツは紛れもない「旅する人」であった。あたかも時を遡るかのように、レヴァント地方とエジプトの各地を巡り、建築と美術と文学の迷宮に自らやわらかく陥入し、時空を超えたテクストと記憶の織りなす、人類文化の始原へとわれわれを誘う。珠玉のエッセイ集!

版元から一言

20世紀きっての碩学マリオ・プラーツの旅をテーマにした、記憶とイメージのあわいの、建築と美術と文学の渾然とした迷宮世界!

著者プロフィール

マリオ・プラーツ  (マリオ プラーツ)  (

イタリア文学とイタリア美術の卓越した碩学

伊藤 博明  (訳者

専修大学文学部教授/イタリア思想史

金山 弘昌  (訳者

慶應義塾大学文学部教授/イタリア美術史

新保 淳乃  (訳者/編集責任

武蔵大学文学部講師/イタリア美術史

石井朗  (企画構成

表象芸術論

上記内容は本書刊行時のものです。