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映像表現革命時代の映画論 杉本 穂高(著/文) - 星海社
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映像表現革命時代の映画論 (エイゾウヒョウゲンカクメイジダイノエイガロン)

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発行:星海社
新書判
304ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-06-534535-1   COPY
ISBN 13
9784065345351   COPY
ISBN 10h
4-06-534535-9   COPY
ISBN 10
4065345359   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0276  
0:一般 2:新書 76:諸芸・娯楽
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年11月27日
最終更新日
2024年2月22日
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書評掲載情報

2024-01-20 朝日新聞  朝刊
評者: 杉田俊介(批評家)
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紹介

私たちが観ているのは実写か、アニメーションか?

みなさんが好きな映画は実写作品ですか、それともアニメーション作品ですか? これまで私たちは、映像作品を「実写」と「アニメーション」に区別してきました。しかし近年、実写には実物かCGか区別不可能な、アニメーションには実物かと見紛うほどリアルな映像が増え、その境界は曖昧になっています。本書では、進化を続ける映画カルチャーを長年追う著者が、実写とアニメーションの二分法を疑い、そこに隠蔽されてきた「実写映画中心主義史観」を乗り越えるべく、話題作の映画が提示する可能性を大胆かつ緻密に検証します。この映画論とともに、新たなる映像の世紀へと踏み出しましょう!

「列車映画」としての『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
アニメは震災という現実を記録できるか?ーー『すずめの戸締まり』
『るろうに剣心』は時代劇なのか?
AIで復活したヴァル・キルマー ーー『トップガン マーヴェリック』……

「実写」と「アニメ」の境界に隠されていた
映画の可能性を繊細かつ大胆に解き明かす、映画レビュー!

*本書の構成
第一章 現代アニメに息づく映画史
第二章 実写とアニメーションの間隙
第三章 フレームレートとテクスチャー
第四章 実写とアニメーションの弁証法
第五章 AI時代の演技論

*本書解説作品
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』/『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』/『Away』/『すずめの戸締まり』/『るろうに剣心』/『シン・エヴァンゲリオン劇場版』/『シン・ゴジラ』/『マトリックス』/『PUI PUI モルカー』/『攻殻機動隊 SAC_2045』/『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』/『マスク』/『ソニック・ザ・ムービー』/『トップガン マーヴェリック』など

著者プロフィール

杉本 穂高  (スギモト ホタカ)  (著/文

映画ブロガー・・ライター。1981年、神奈川生まれ。次世代の映像メディアと映像ビジネスについて考察するブログ「Film Goes With Net」の管理人であり、神奈川県厚木市のミニシアター「アミューあつぎ映画.comシネマ(現・あつぎのえいがかんkiki)」の元支配人。日本映画学校(現・日本映画大学)を卒業し、アメリカで日本映画の配給業務に携わったのち帰国。映画ライターとして、「映画.com」「リアルサウンド」「ハフポスト」「アニメ!アニメ!」「FILMAGA」などに寄稿している。「リアルサウンド 映画部」での連載記事を再構成した本書が、初の単著となる。

上記内容は本書刊行時のものです。