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発行:東洋経済新報社
四六判
368ページ
定価
2,800円+税
- ISBN
- 9784492314883
- Cコード
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C3033
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専門 単行本 経済・財政・統計
- 出版社在庫情報
- 不明
- 書店発売日
- 2016年10月28日
- 登録日
- 2016年9月30日
書評掲載情報
2017-01-08 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 奥村洋彦(学習院大学名誉教授) |
2016-11-20 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 栗原裕一郎(評論家) |
紹介
「移民が来ると国が貧しくなる?」「移民で治安が悪くなる?」
論争に決着!
データに基づいた決定版、ついに刊行!
アメリカや欧州などで繰り広げられている移民排斥論は根拠あるものなのか。
今いる不法移民には何をなすべきか。
国境開放化をどう考えるべきか。
移民にまつわる各分野の専門家が徹底分析。
日本にも多くの示唆を与える研究成果!
【本書「解説」より】
本書は、現在アメリカで論争の的になっている移民政策に対する警告の書である。これまで、移民のもたらす経済的効果さらに文化的、政治的効果については、膨大な研究成果が蓄積されてきた。それにもかかわらず、現在、メディア、議会および一般社会で行われている議論の多くは感情的なものであり、移民問題に関する学術的研究に基づいていない。こうした懸念から、これまでの膨大な研究成果をまとめて提示し、移民政策論議をより客観的かつ建設的なものに深めることを意図している。
目次
解説――移民政策への警告の書
第1章 イントロダクション
第2章 国際労働移動の経済効果
第3章 移民の財政への影響
第4章 アメリカ移民の市民的・文化的同化政策
第5章 雇用ビザ:国際比較
第6章 穏当な移民改革案
第7章 移民の将来:自由化と同化への道
第8章 国境の開放化に関する急進的な見解
第9章 結論:代わりとなる政策的視点
謝辞
参考文献
索引
著者紹介
監訳者・訳者紹介
上記内容は本書刊行時のものです。