リンクサイトがない理由
(株)日本林業調査会の土屋と申します。
最近、小社ごときにクレジットカード決済のご注文を頂戴するようになりまして、版元ドットコム首脳をはじめ、スタッフのみなさまのご尽力にたいへん感謝しております。
ご存じの方は少ないと思いますが、小社にも一応、WEBがあります。
http://www.j-fic.com/
と申しましても、私を含め従業員ふたりの零細企業ですので、コンテンツやデザイン(?)は行き当たりばったりで、システムもその筋の方ならすぐに出所のわかるフリーウェアやシェアウェアで構築しています。
商用ホームページ無料のブロバイダー・サービスを利用して、ほとんど経費をかけずに運営しております。
WEBの中身は、大きく分けて、小社の報道業務で飛び込んでいくる情報コーナーと、発行書籍の紹介コーナーです。書籍については、いずれ販売システムを導入するつもりです。遅々として、進んでおります。。。。
リンクサイトがなぜないの?と、よくお問い合わせをいただきます。
なんせ片手間でやっているものですから、リンク先の変更等に対応できそうにないのが本音ですが、一応報道の端くれとして、①当方でセレクトした情報を、 ②日々流れてくる雑報についてはエッセンスだけを——お伝えしたいと考えているもので、よくあるリンクサイト=リンクURLの羅列は、ちょっと気が引けるのです。
リンクサイトからジャンプしたサイトに、くだらない情報しかみつからなくて、がっかりさせられたこと、ありませんか?
私、結構短気!なものですから、そういうありがた迷惑のリンクサイトの方に腹が立ってしまいます。
リンクサイトの効果はそれ相応にあるのでしょうが、小社レベルでは、出版、報道いずれにしてもデパートやスーパーマーケットにはなりえないので、中途半端なものでしたら、かえってない方がよいと割り切っています。
そんなわけで、いわゆる“相互リンク”のお申し出をいただいても、丁重にお断りしています(当方のトップページへのリンクはご自由ですが)。
むしろ、検索エンジンのヒット率がどんどん高まっていますし、とりあえずの情報はそちらでお探しいただく方が、お客様のためにもなるのではないかと思っています。
これだけ情報が氾濫すると、誰も知らない情報というのはほとんどなくて(あっても役にたたない)、一方、情報に潜んでいる価値に気づかず、見逃してしまいがちです。
背景が複雑すぎて本当のところがよくわからない、という情報もあります。
そこら辺りをバッチリ指摘して、わかりやすく提供していくのが理想ですし、小社に残された生き残りの道かなと思っているのですが、これがなかなか難しいですね。