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川田さんへのラブレター

東京・西荻窪にある「旅の本屋のまど」。
大手書店に勤めていた川田正和さんが、
自分らしい書店を! と開いた小さな書店だ。

    「海外では、旅好きな人たちが、
     旅に出る前や、旅の途中、旅の後などに
     『旅の本屋』で旅への想いにふけり、心豊かに店を後にする、
     そんな文化・習慣が、
     日常生活に根付いています。
     また、そういう『場所』を大事に育んでいるのです」

2年前、「フィンランド・森の精霊と旅をする」を出版したとき以来、
懇意にさせていただいている。

とは言っても、
川田さんは実に無口で、ボソボソとしか話をしないので、
僕らが会話しても、目が合うこともなく、
言葉も3行以内の短いやりとりになる。

そんな川田さんが、去年11月、TBS「王様のブランチ」に出演し、
「私のおすすめの一冊」に
フィンランド・森の精霊と旅をする
を挙げてくれた!!!
フィンランド人なみの超サイレントな川田さんの心に
あの本が届いたと思うと、
とってもうれしかった。

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前文が長くなった。ここからは少し宣伝を。

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エイシアで新しく出した 「ラヤトン 無限の森への発売と、
新作ドキュメンタリー映画「森聞き」の封切(3月5日~ポレポレ東中野にて)を記念して、
3月4日に、 旅の本屋のまどで記念イベントを行う。

●3月4日(金) 於 旅の本屋のまど (東京・西荻窪)
  (ゲスト) 三田圭介さん(イラストレーター)
         鍵本景子さん(俳優)
         そして、僕(柴田昌平)

今回のイベントは、僕と三田さんが話す製作裏話だけでなく、
俳優の鍵本景子さんによる、ラヤトンの詩の朗読もある。
音楽も聴けて、映像も見れて、朗読も楽しめる。
ぜひ来てください。


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鍵本景子さん・・・とは、
朝の連続テレビ小説「ひらり」「さくら」等に出演された俳優。
2月16日放送の、NHK「私が子どもだったころ 俳優小沢昭一編」で
小沢氏の母役で出演している。

     武蔵野の雑木林で仲間(どんぐりの会)と月夜の幻燈会を開催し、
     宮澤賢治作品を朗読している。
     小林敏也氏の画本を元にしたスライドと朗読、音楽演奏から成る
     この幻燈会は、地域の多くの方の協力を得て、今春4回目を迎える。
     貴重なその雑木林が東京都の道路予定地であるこ とを危惧している。
     どんぐりの会・ブログhttp://dongurinokai.net/

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長くなったけど、最後に、「のまど」のウェブサイトの楽しみ方。
のまど公式HP http://www.nomad-books.co.jp/
に 「Diary」というページがある。
これを見ると、書店経営の実態が、じつによくわかるのだ。

たとえば、

     2011年02月07日(月)
     今日はかなりのポカポカ陽気で、目の前の公園では
     4、5人のいい大人が鬼ごっこをして遊んでる。
     夕方までは結構お客さんがいたのだが、
     夕方以降急に寒くなってきたので、
     パタッと誰もいなくなってしまった。
     4時以降はなんと閉店まで売り上げがゼロだった。
     厳しいなあ。

みんな、小さな書店に行こう!!

「ラヤトン 無限の森へ」は、超大手ネット書籍流通には出荷しないことにしている。
 
 
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