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現代芸術とは何か 中原 佑介(著) - 現代企画室+BankART出版
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現代芸術とは何か (ゲンダイゲイジュツトハナニカ) 二〇世紀美術をめぐる「対話」 (ニジュッセイキビジュツヲメグルタイワ)

芸術
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B5変形判
縦225mm 横182mm 厚さ21mm
332ページ
並製
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-7738-1505-4   COPY
ISBN 13
9784773815054   COPY
ISBN 10h
4-7738-1505-1   COPY
ISBN 10
4773815051   COPY
出版者記号
7738   COPY
Cコード
C0070  
0:一般 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年3月
書店発売日
登録日
2015年3月20日
最終更新日
2022年10月19日
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紹介

[中原佑介美術批評選集第8巻]
中原佑介が、変貌する芸術の核心に迫る。

数々の美術批評と、「人はなぜ絵を描くのか」という根源的な問いから、中原は現代美術に新たな視点を生み出した。
―川俣正

対話形式で現代美術のさまざまな動向を解説する『現代芸術入門』の復刊と、20世紀前半に生じた芸術の決定的な変化についての論考。

本巻は、20世紀美術を考察した文章を収めた。第1章には、現代芸術について対話形式で書かれた『現代芸術入門』(美術出版社、1979年)を収録した。第2章は、20世紀美術のうち、中原がとくに関心を抱いたロシア・アヴァンギャルド、マルセル・デュシャン、コンスタンティン・ブランクーシに関する文章を選んでまとめた。

目次

第1章 現代芸術入門
 現実とつくられたかたち 比較について
 芸術は歴史をひきつぐ 参照について
 芸術はコミュニケーションの手段を変える メディアの転換について
 抽象美術とは何か〔上〕 二つのタイプ―ピカソ型とマチス型について
 抽象美術とは何か〔下〕 立体をめぐって
 自然と美術 物体と状態について
 写真のひらく新しい世界 美術との交流をめぐって
 絵画は中心を捨てた 均質と反覆の構造
 台座をなくした彫刻 大地との関係について
 万物は流転する 動く芸術について
 もうひとつの個性の形成 規則に従った絵画について
 美術と機械の混血児たち 発明について
 人工と自然の接点 「かたち」について

第2章 西洋近代美術の実験への関心
 立体未来派から構成主義へ
 言葉と物体の平行 デュシャンとウィトゲンシュタイン
 【架空対談】 ピカソ、デュシャン 両巨匠、大いに語る
 終わりなき始まり

著者プロフィール

中原 佑介  (ナカハラ ユウスケ)  (

1931年、兵庫県に生まれる。京都大学理学部物理学科卒業、同大学院の湯川秀樹研究室で理論物理学を専攻。1955年、修士論文と並行して書いた「創造のための批評」が、美術出版社主催第二回美術評論募集第一席に入選したのを機に美術批評の道に進む。1970 年に第10 回日本国際美術展(東京ビエンナーレ)「人間と物質」のコミッショナー、1976 年と1978 年にヴェネツィア・ビエンナーレのコミッショナー。2000 年からは越後妻有アートトリエンナーレのアートアドバイザーを務めた。京都精華大学学長、水戸芸術館美術部門芸術総監督、兵庫県立美術館長などを歴任。2011 年没。


主な著書:『見ることの神話』フィルムアート社、1972 年/『人間と物質のあいだ―現代美術の状況』田畑書店、1972 年/『ナンセンス芸術論』フィルムアート社、1972 年/『大発明物語』美術出版社、1975 年/『現代芸術入門』美術出版社、1979 年/『現代彫刻』美術出版社、1987 年/『ブランクーシ― Endlessbeginning』美術出版社、1986 年/『一九三〇年代のメキシコ』メタローグ、1994 年/『なぜヒトは絵を描くのか』フィルムアート社、2001 年など

上記内容は本書刊行時のものです。