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健康禍
人間的医学の終焉と強制的健康主義の台頭
4-6
価格
2,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2020年7月10日
- 登録日
- 2020年6月19日
- 最終更新日
- 2020年7月7日
書評掲載情報
2022-02-27 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
健康はいつから宗教になったのか
イリッチ、フーコー、ラッセル、ミル、モンテーニュ、マーク・トウェイン…分野の壁を突き抜けて現代社会の矛盾に挑んだ医師、シュクラバーネク。忘れられた傑作が、四半世紀を経た今、復活の時を迎えた。
「健康主義は強力なイデオロギーである。なぜなら、非宗教化した社会において、健康主義は宗教が欠けたあとの真空を埋めてくれるから」(本文より)
目次
序文
第1部 健康主義
1.健康主義の勃興
2.イリッチ以後
3.イリッチ以前
4.売りに出される健康
5「.先制的」医療
6.健康への不健康な執着
7「.積極的健康」とその推進運動
8.緑の健康主義
9.死の恐怖症と死の医療化
第2部 生活習慣主義
1.長寿のレシピ
2.フィットネスの大流行
3.食品主義
4.罪で稼ぐ
5.悪魔の飲み物
6.呪われたタバコ
第3部 強制的医学
1.理論から実践へ
2.強制的利他主義
3.国家の代理人としての医師
4.全体主義的医療
5.妊娠警察
6.生活習慣の監視事業
7.スタハノフ的労働者
8.遺伝子の圧政
9.ドラッグ戦争
10.自己決定権
原著引用文献 i~xviii
訳者あとがき [1]~[19]
上記内容は本書刊行時のものです。