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映画と身体/性
発行:森話社
縦200mm
343ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2006年10月
- 登録日
- 2016年2月9日
- 最終更新日
- 2016年2月9日
紹介
映画にとって身体/セクシュアリティとは何か。文化的・社会的に構築された「映画的身体」が過剰な感応と欲望を示し、表象という境界線を逸脱する瞬間を見すえる。
目次
総論 欲望し、感応する身体-横断的思考への誘い
1 俳優の身体(モダニティー、シネマ、そして「ナショナル・ボディー」の構築
転換期の田中絹代と入江たか子-化猫と女優の言説をめぐって)
2 戦争と女性身体(からだで書いたシナリオ-戦時期における女性表象と厚木たかの抵抗
母である女、父である母-戦時中の日本映画における母親像
「女子ども」の反乱-『小島の春』における総力戦下の身体と性)
3 メロドラマと身体性(みずからなった盲目
移動する身体-林芙美子原作・成瀬巳喜男の翻案映画をめぐって)
4 オルタナティヴな読みの可能性へ(「女の活劇」の系譜論-女剣劇から『くノ一忍法』まで
「百合」と「レズ」のはざまで-レズビアンから見た日本映画)
上記内容は本書刊行時のものです。