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マンガでわかる!  子どもがアレルギーと言われたら読む本 竹中恭子(著/文) - ぬまづ書房
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マンガでわかる! 子どもがアレルギーと言われたら読む本 (マンガデワカルコドモガアレルギートイワレタラヨムホン) アトピー・ぜんそく・食物アレルギー (アトピー・ゼンソク・ショクモツアレルギー)

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発行:ぬまづ書房
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ13mm
192ページ
並製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-911453-00-1   COPY
ISBN 13
9784911453001   COPY
ISBN 10h
4-911453-00-1   COPY
ISBN 10
4911453001   COPY
出版者記号
911453   COPY
Cコード
C0077  
0:一般 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
不明
発売予定日
登録日
2025年1月6日
最終更新日
2025年2月15日
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紹介

〈53人のママの体験談がマンガで読める〉
お医者さんの見つけ方から食べ方・スキンケア・入園&入学――
アレルギーの子との生活が、今よりぐんとラクになる!

毎日の食事・掃除・お風呂・スキンケア、子どもの成長度合いによる対応、我が子に合った医師の見つけ方・入園入学・両親やママ友とのお付き合いまで。先輩ママが300以上のアレルギー家族の声を聴き、実例を満載した、アトピーをはじめとするアレルギーっ子の暮らしと心のアドバイス。
アレルギーについて気をつけなくてはならないことが、先輩ママ目線で語られ、マンガも多く掲載して、わかりやすく情報が得られます。
30年以上アレルギーの子供たちをみてきた専門医による監修つきで、エピペンなどの医療情報も掲載。

目次

第1章 えっ、うちの子がアレルギー⁉
・え、うちの子がアレルギー⁉
・3人に1人はかかる病気
・まりもちゃんは食物アレルギーでした
・アトピーちゃんはもっとも多い
・喘息っ子のママは頑張ってます
・化学物質過敏症もアレルギーです
・なんでアレルギーになるの?
・アレルギーっ子は十人十色
・で、結局どうすれば治るの?

第2章 アレルギーっ子と親の心の成長
・0歳―ママは自分を責めないで
・1~2歳―何がダメかを教える時期
・3~6歳―なぜダメかを教える時期
・小学校低学年―子どもに説明する時期
・小学校高学年―体の理解が進む時期
・叱らないで励まして

第3章 難問! 医者との付き合い方
・私が出会ったワーストドクター
・あなたの主治医は話せる人?
・周診ってどんなことを聞かれるの?
・検査はあくまで参考程度
・【図:検査方法と検査用紙】
・ステロイドは怖い薬なの?
・【図:薬の種類】
・キョーフの食物日誌
・【図:食物日誌の実際例】
・あまたあります民間療法

第4章 何を食べるか、食べないか?
・食事改善はアレルギー生活の基本
・わが家の手抜き自然食6か条
・【図:野菜と果物の季節表】
・まずは料理の砂糖抜き
・「水・塩・米」から替えてみよう
・アレルギーっ子のおやつのポイント
・アレルギーによくない食品
・除去しないとダメですか?
・【図:牛乳・卵・大豆アレルギーの除去食物】
・増えてきました自然食品
・食育は生きていく力です
・アレルギー予防は初乳がポイント
・アレルギー用ミルクのこと
・アレルギーっ子の離乳食
・妊娠&授乳期のママの食事

第5章 スキンケアと入浴・掃除・洗濯のこと
・アトピーちゃんのスキンケア
・アトピーちゃんのお風呂のコツ
・石けん生活のススメ
・アレルギーっ子の冷え対策
・お掃除の現実
・【図:部屋別お掃除のコツ】
・ほこりをためない部屋づくり
・洗剤選びとお洗濯のこと
・布団をどうする?
・肌着、洋服、パジャマ…をどうする?
・かゆくて眠れないときは

第6章 不安がいっぱい入園入学
・アレルギーっ子の保育園探し
・アレルギーっ子の幼稚園探し
・先輩ママにSOS!
・入園が決まったら
・園の給食対応のお話
・アレルギーっ子の園生活
・小学校入学前の話し合い
・ポイントは学校側とのマメな打ち合せ
・お弁当はできる範囲でほどほどに
・プール対策のコツ

第7章 家族の理解とお付き合い対策
・パパ対策のポイントは?
・おじいちゃんおばあちゃんもわかってほしい
・子どものお友達にも説明を
・お付き合い術大公開
・お誕生会は大問題⁉
・ひとりで悩まないで仲間を作ろう!

第8章 アレルギー生活Q&Aとみんなの体験談

前書きなど

(一部抜粋)
 はじめまして。竹中恭子です。長女(まりも)のアレルギーをきっかけに本を出し、今はイラストレーター&ライターとして働いている2児(2人ともアレルギー)の母です。
 最初の本『まりもちゃんのアトピー日記』は、まさにわが家の日記でした。こんな食品を試したらこんな症状が出たので、今度はこうしてみた…とか。
 出版してからというもの、アレルギーに悩むママたちから相談の電話が毎日かかってくるようになりました。その大半は、「まりもちゃんちのようにうまくいかないんです!」という叫びでした(うちだって、決して最初からうまくいっていたわけではないんですが)。
 アトピー、アレルギーといってもいろいろなタイプがあります。じゅくじゅくタイプ、カサカサタイプ。選択する治療法もいろいろなら、それをどの程度実行できるかの家庭事情も生活の様子もさまざま。好奇心旺盛な子、すごく用心深い子と、子どもの性格によっても違います。
 そこで私は、「そうだ! うちの話だけではなくて、いろいろなタイプのアトピーちゃんを取材して書こう」と思い立ちました。そして200家族くらいのお話を聞いてまとめたのが、2冊目の本『まりもちゃんのアトピーライフ』でした。
 それから8年近くがたち、アトピー・アレルギーを取り巻く状況もだいぶ変化してきました。この8年の間に、さらにたくさんの家族のお話を聞くことができたということもあり、その体験談を交えて、アトピー・アレルギーのお子さんがいらっしゃる方向けに日々の生活のしかたや気持ちなどをまとめたのが本書です。
 アレルギーっ子の親は、どうやって暮らしていけばいいか生活のしかたに悩んでいる方が多いので、これらの体験が少しでもお役に立てばうれしいです。

 アレルギーは決して特殊な人がなる特殊な病気ではありません。誰でもいつでも突然発病する可能性のある文明病としての側面をもっています。
 この本が、たくさんのアレルギーっ子とそのご家族はもちろん、今発症していない普通の人の予防や生活改善を考えている人の、ささやかなヒントになりますように。多くのアレルギー患者とご家族の生活がもっと世の中に知れ渡り、理解され、困って泣いているお母さんが一人でも減りますように。心から願ってやみません。

 

版元から一言

アレルギー、アトピーの治療方法について書かれた本は多くありますが、アレルギーの子供をもつ生活全般について書かれた本はありません。
実際の親たちがどうやって、子育てしたかが具体例が満載で優しく書かれている本書は、きっと同じように悩む母親たちの助けになってくれると思います。
マンガでの説明が多いことも、子育てで忙しい世代の親には入りやすいつくりとなっています。

著者プロフィール

竹中恭子  (タケナカ キョウコ)  (著/文

イラストレーター、ライター。東京生まれ。武蔵野美術短大卒業。1男1女の母。長女のアトピー体験を機にアレルギー本を執筆。書籍『おっぱいとだっこ』が第9回ライターズネットワーク大賞を受賞。その他『まりもちゃんの野菜かんたんクッキング』(農文協)、『だから、生まれてきた』(二見書房)等多数の著作物あり。ロングセラーを多く出す。20数年続く母乳110番を発足させ、代表をつとめている。電話相談で、これまで母親の相談に乗ってきた数は3000件以上。

下田康介  (シモダ コウスケ)  (監修

医師。西鎌倉こどもクリニック院長。千葉大学医学部1981年卒。北里大学病院、湘南鎌倉総合病院小児科部長を経て、1997年2月開業。長年アトピー性皮膚炎・喘息を専門にし、クリニックでは食物アレルギーや小児肥満に詳しい管理栄養士による無料相談を毎週1回行っている。

上記内容は本書刊行時のものです。