版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
わが戦わざりし戦記≪ソ連抑留の思い出≫ 米谷 勲(著) - 花乱社
.
【利用可】 (連絡不要)

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: 地方小
直接取引:あり(その他)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

わが戦わざりし戦記≪ソ連抑留の思い出≫ (ワガタタカワザリシセンキ ソレンヨクリュウノオモイデ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:花乱社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ30mm
重さ 650g
342ページ
上製
価格 4,000 円+税   4,400 円(税込)
ISBN
978-4-911429-29-7   COPY
ISBN 13
9784911429297   COPY
ISBN 10h
4-911429-29-1   COPY
ISBN 10
4911429291   COPY
出版者記号
911429   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2026年8月15日
書店発売日
登録日
2026年9月17日
最終更新日
2026年9月29日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

生き延びなければならない。──本能のみが彼を支えた。
1945年、平壌で軍事捕虜となり、強制連行されてユーラシア大陸を横断、遥かウクライナ(旧ソビエト連邦)へ。
零下40度の荒野での重労働、飢え、明日さえ見えぬ暗闇──
半世紀を経て綴られた3年間のシベリア抑留記。

目次

刊行にあたって[編者]
[地図]われらの長征/朝鮮半島/ハリコフ周辺
  *
一 終 戦
二 籠の鳥(三合里の生活)
三 平壌から興南へ
四 興南にて
五 シベリアへの道
六 本格的捕虜生活へ
七 ユーラシア大陸横断
八 地獄のロガン
九 ハリコフ菓子工場
十 教会跡の収容所
十一 ハリコフ戦車工場
十二 療養の日々
十三 メシアゲ、カンチャイ
十四 東への道
十五 ダモイ(帰国)
年 譜
あとがき
移動記録(手記より)
米谷勲経歴
  *
米谷勲との思い出
 [梅見しずえ/佐藤広子/米谷千里/藤津淳子/瓜生惠美子/
 米谷英資/有馬総子/萩原幸枝/武田敏江/米谷奈津子/ 
 顯二の句]
人名索引

前書きなど

 大東亜戦争が終わる直前の昭和二十年八月九日午前零時、ソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄して日本に宣戦布告。満州・北朝鮮へ一斉に武力侵攻を開始し、さらに南樺太及び千島へ侵攻した。正規編成の部隊を次々に南方作戦に引き抜かれ、弱体化していた日本軍は、強大なソ連軍の敵ではなかった。
 日本は六日後「ポツダム宣言」を受諾して敗戦。
 朝鮮は北緯三八度線で分断され、たまたま北部(平壌)に駐屯していた我々は、満州の関東軍将兵と共にソ連の軍事捕虜として抑留生活を体験させられた。その毎日は不安と苦しみ、さらには飢えとの闘いの連続であった。この苦闘に耐え切れず多くの犠牲者も出た。
 平壌を基点に、三合里・興南を経てシベリアの野に、さらにはウラルを越え故国を距る一万二〇〇〇キロメートルの彼方ウクライナの地を転々し、酷寒に耐えあるいは炎熱の荒野で、強制労働に明け暮れたその毎日を語るには、余りにも暗く余りにも哀しい。
 併し取り返しのつかぬ、かけがえのないあの三年余(軍隊から通算すれば、五年八か月)が、歴史に無視されたまま埋もれてしまう……そんなアホなことがと、ひとり歯ぎしりして、四十余年が過ぎた。(略)
 自分を振り返ってみた時、そこには戦争だけしかなかったことに気が付くのである。好むと好まざるとに拘わらず、それが青春のすべてであった。  (「あとがき」より)

著者プロフィール

米谷 勲  (ヨネタニ イサオ)  (著)

1921(大正10)年、福岡県生まれ。1943(昭和18)年に出征。終戦後、シベリアを経てウクライナへ強制連行され、約3年間の抑留生活を送る。帰国後は会社員として勤務。1989(平成元)年より手記の執筆を始め、1992(平成4)年完成。2007(平成19)年没。享年86。

上記内容は本書刊行時のものです。