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KIJIMA TAKASHI, NEW YORK, 1960 《「TELEVISION」写真付き特別版》 杵島 隆(著) - テキサスブックセラーズ
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KIJIMA TAKASHI, NEW YORK, 1960 《「TELEVISION」写真付き特別版》 (キジマタカシ ニューヨーク イチキュウロクゼロ)

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A4変形判
縦300mm 横231mm 厚さ8mm
重さ 902g
48ページ
写真台紙付き
定価 40,000 円+税   44,000 円(税込)
ISBN
978-4-911170-09-0   COPY
ISBN 13
9784911170090   COPY
ISBN 10h
4-911170-09-3   COPY
ISBN 10
4911170093   COPY
出版者記号
911170   COPY
Cコード
C0072  
0:一般 0:単行本 72:写真・工芸
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年5月26日
書店発売日
登録日
2026年4月23日
最終更新日
2026年5月31日
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紹介

《写真付き特別版》

お手元に届く写真について
「TELEVISION」
印刷方式:ジークレープリント size w:260 x h:180

「杵島はロックフェラーセンターにあるNBCのスタジオの前にいた。ある一家がテレビに出演しているように見えるが、こんなふうに映るというアトラクション。その動画が目の前のテレビで流れ、それを眺めるのもまた子ども。当時の最新テクノロジーだっただろう。」
―森岡督行『Esquire』

《『esquire JAPAN』で4pの特集が組まれました》

写真集について
「植田正治に学び、土門拳に見出された写真家・杵島隆。
1960年ニューヨークで撮影された幻のシリーズ、66年の時を経てついに写真集化」

1960年、ひとりの日本人写真家がニューヨークの街に立った。

日本写真史を代表する二人の巨匠との接点を持ちながら、
そのどちらにも収まりきらない独自の道を歩んだ杵島。

広告写真の革新者として知られる39歳の彼は、
タイム・ライフ社による「1959年度最優秀企業広告賞」の受賞をきっかけに渡米。
約2か月の滞在のなかで、
イースターパレード、ハーレム、摩天楼の谷間、路上に生きる人びと、
そして青年や子どもたちの姿を撮影した。

アメリカに生まれ、日本で育ち、
特攻隊員として敗戦を経験した杵島にとって、
ニューヨークは単なる異国ではなかった。

そこは、自身の出自、戦後日本、広告写真、リアリズム、
そして未来へのまなざしが交差する特別な場所だったのだ。

この写真集でとりわけ印象的なのは、子どもたちに向けられた視線である。
無邪気さの奥に、社会の変化がにじむ。
小さな表情の向こうに、1960年という時代の輪郭が浮かび上がる。
黒人と白人、女性と男性、若者と大人。
自由と平等へ向かおうとする都市の気配が、
子どもたちの表情や身ぶりのなかに刻まれている。

「いまこうして『1960年のニューヨーク』が一冊の本になってみると、
時を経て、杵島が同地から送ったお土産の小包を受け取ったような気がする。
ニューヨークで感じた胸の高まりが記された手紙とともに。」
――森岡督行「編集を終えて」より



*初版限定。カバーをめくった表紙、写真台紙、ケースの文字は、一冊ずつ存在感のあるシルクスクリーンで手仕上げしています。

著者プロフィール

杵島 隆  (キジマタカシ)  (

杵島隆は、戦後日本において広告写真と作家写真の領域を横断し、独自の視覚世界を切り拓いた写真家である。

1920年12月24日、アメリカ合衆国カリフォルニア州に生まれる。1924年、「排日移民法」の施行を機に日本に帰国し、鳥取県で育つ。

1943年、母の実家である杵島家に籍を入れ、第13期海軍飛行予備学生に志願。特攻隊員として終戦を迎える。

戦後、写真家・植田正治に師事し、「写真家集団エタン派」に参加。雑誌の月例懸賞への応募作品を通じて土門拳に見出され、写真家としての活動を本格的に開始する。

1953年、上京。株式会社ライト・パブリシティに入社し、雑誌広告やポスター、テレビCMなど多様な媒体において写真表現の可能性を追究する。日本の広告表現が大きく変化しつつあった時代において先駆的役割を担い、広告作品により国内外で数多くの賞を受賞した。

1960年、タイム・ライフ社による「1959年度最優秀企業広告賞」を受賞(『LIFE』1959年10月26日号掲載、八幡製鉄による企業広告)。これを契機に約2か月にわたり渡米し、ニューヨークを拠点に撮影を行う。

この滞在中に撮影された作品は、1961年に「New York Heartbeat」の名で富士フォトサロン(銀座)において発表された。ニューヨークの都市のリズムを捉えたこれらの作品は、杵島の作家活動を代表するシリーズの一つとなった。

その後も広告制作に携わる一方、日本の伝統芸能や蘭、ヌードを主題とする写真制作にも精力的に取り組み、広告写真と作家写真の双方において独自の視覚世界を築いた。

上記内容は本書刊行時のものです。