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お米の生産者価格と消費者価格 米価はどのように決まるのか 土田 義憲(著) - ロギカ書房
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お米の生産者価格と消費者価格 米価はどのように決まるのか (オコメノセイサンシャカカクトショウヒシャカカクベイカハドノヨウニキマルノカ)

社会一般
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発行:ロギカ書房
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ11mm
重さ 320g
200ページ
定価 2,600 円+税   2,860 円(税込)
ISBN
978-4-911064-42-9   COPY
ISBN 13
9784911064429   COPY
ISBN 10h
4-911064-42-0   COPY
ISBN 10
4911064420   COPY
出版者記号
911064   COPY
Cコード
C0061  
0:一般 0:単行本 61:農林業
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年4月30日
書店発売日
登録日
2026年3月19日
最終更新日
2026年3月30日
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紹介

本書は、玄米の生産者販売価格と白米の消費者への販売価格の決定メカニズムを取り上げたものです。
白米の消費者価格は、2024年後半から2025年前半には5kg4,000円~5,000円と、1年前の2倍を超える水準にまで高騰しました。2025年後半もほぼ同様の水準で推移しています。白米の高騰に対抗するために、うどんやそうめんなどの麺類の購入に切り替えた消費者も多いようです。そして、消費者への販売価格の高騰を抑えるべく、農林水産大臣が全面に出て、随意契約で備蓄米を放出する事態にまで発展しました。
他方、米の生産者からは“玄米の価格が安いので生活資金が確保できない”“このままでは営農を続けられない”という悲鳴に近い声とともに、玄米の生産者販売価格の上昇を望む声もマス・メディアで紹介されています。
しかし、2025年産米が出荷されるようになった2025年9月以降は、高すぎる新米の価格に対処するために消費者のコメ離れが進み、将来的な米の需要減少と米の価格下落を心配する声も聞かれるようになりました。
そこで本書では、玄米の生産原価の構成を明らかにし、玄米の生産原価と販売価格の関係、玄米の生産者販売価格と白米の消費者販売価格の関係を明らかにすることに取り組みました。

第1章では、米の生産原価の要素を明らかにするために、米の生産過程を明らかにしました。
第2章では、玄米の生産原価の構成と生産原価の金額を、原価計算の手法で明らかにしました。
第3章では、その乖離を解明するために、御売業者の卸売価格と小売業者の小売価格の決定メカニズムを解析し、玄米の生産者販売価格と白米の消費者販売価格の関係を算式で明らかにしました。
第4章では、玄米の生産者の経済的な余裕を確保するために、農業所得を増大させる方法について取り上げています。
第5章では、管理会計の技法を応用し、稲作農業者の販売収入の増大と生産原価の低減に係る意思決定の場面について、事例をとり入れて解説しました。
第6章では、稲作農業者の農業経営費と生活費の区分の必要性について取り上げています。

目次

はじめに
◎序章 農業経営体と農業の種類
1.農業経営体(農業を営む者)
2.農業の分類
■第1部 米の価格の形成
◎第1章 稲作農業の特徴と作業内容
1.稲作農業の特徴
2.米の用途
3.栽培方法と工程
◎第2章 玄米の生産原価と販売価格
1.米の流通ルート
2.玄米の生産原価
3.生産原価の計算方法
4.玄米の生産者販売価格
5.原価を下回る販売価格でも生産する背景
◎第3章 白米の消費者販売価格
1.中間業者の関与
2.卸売業者の販売価格(卸売価格)
3.小売業者の販売価格(小売価格)
4.概算金から消費者価格を推測する算式
5.生産者の直販価格
6.仕入原価を下回る価格で販売する理由
7.2025年産米の消費者価格
■第2部 儲かる稲作農業経営
◎第4章 儲かる稲作農業のための施策
1.「儲かる」とは、どういうことか?
2.集団化による経費削減
3.今後の集団化の方向
4.大規模化・省力化による生産コスト低減
5.複合経営による収入増大
6.ターゲット・マーケティングと差別化
7.六次産業化による付加価値の囲い込み
8.需要拡大で再生産可能な稲作農業の実現
◎第5章 差額原価分析を用いた経営計画
1.目標所得を達成する作付面積を知る
2.生産原価低減のための大型機械の購入
3.修理か、作業委託かの決定
4.追加の作業受諾
5.水稲栽培から転業するかの判定
◎第6章 個人営農者の収入と家族生活費
1.経営体による所得と課税の違い
2.個人営農者の農業粗収入と農業経営費、生活費の関係
3.個人営農者の主な税金
4.生活費の支出管理

著者プロフィール

土田 義憲  (ツチダ ヨシノリ)  (著)

著述業、公認会計士
新日本監査法人シニアパートナー、国際教養大学客員教授を経て、現職
【主な著書】
『社内不正発見の端緒と対策』
『これならできる地方自治体の内部統制整備』
『これならわかる内部統制整備の手続』
『仕事で悩まない減価償却』
『仕事で使える管理会計』
『社会人になったら知ってほしい・人生のお金の話』
『君たち中学生・高校生が学ぶ会計』
『会計思考で理解する会社のお金の流れと管理』
『会計思考で不正取引を発見・防止するための本』
『会計思考で成長する若手社員入社5年目秋山君の挑戦』
以上ロギカ書房
『実践ビジネス・リスク・マネジメント』(大蔵財務協会)
『内部統制の実務』
『財務報告に係る内部統制』
『取締役・監査役の内部統制』
『内部監査の実務』
『税務調査で使える内部統制のつくり方』
以上中央経済社

上記内容は本書刊行時のものです。