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ドラマーのリズム・トレーニング超入門~身体・耳・頭でリズム感を鍛える~
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2026年10月25日
- 書店発売日
- 2026年10月25日
- 登録日
- 2026年9月19日
- 最終更新日
- 2026年10月25日
紹介
【ドラム教則本・ドラムメソッド】本書は、ドラムのフレーズを数多く叩いて覚えるフレーズ集ではなく、叩く前の「リズムを感じる感覚」を磨くリズム改善練習の本です。足踏みや手拍子、カウント、リズムを歌う練習などを通して、身体・耳・頭を使って演奏の土台を育てます。
読むだけでは始まらない!動画と一緒に動いて、リズム感を鍛えよう。
「演奏が走る、もたる」「テンポキープが苦手」「ノリが出ない」――そんなドラマーの悩みに向き合う、リズム感の処方箋です。オールカラー&YouTube動画連動で、動きや音を確認しながら実践できます。
■足踏み・手拍子から、リズム感を鍛える
練習は、脱力、足踏み、手拍子、カウント、口でリズムを歌うことからスタート。身体で拍を感じ、音を聴き、次の拍を思い描く基礎練習を重ねながら、練習パッドやドラムセットでの演奏につなげていきます。
■リズムが安定しない原因と、改善方法がわかる
本書では、リズム感を「身体同期・聴覚分離力・時間感覚・グルーピング感覚・予測力」の5つの要素に分けて整理。それぞれの悩みを「症状・原因・改善方法」の順に解説し、自分がつまずいているポイントと、取り組むべき練習を見つけられる構成になっています。
■テンポキープや裏拍の捉え方を見直す
速いテンポを大きく感じる方法、遅いテンポを細かく捉える方法、メトロノームのクリックが鳴っていない間もテンポを保つ練習などを紹介。裏拍や休符の感じ方、他の楽器の音の聴き分け方、曲やフレーズをまとまりで捉える方法も学びます。
■動画と楽曲で、学んだ感覚を確かめる
QRコードからYouTube動画を視聴でき、身体の動かし方や手拍子、ドラムでの実践方法を確認できます。後半では、LiSA「炎」、米津玄師「Lemon」を題材に、身につけた感覚を演奏へ応用。巻末では「前ノリ・後ノリ」や、円運動、波、振り子などを使ったリズムのイメージ方法も紹介します。
「自分にはリズム感がない」「練習しているのに、演奏が安定しない」と感じている方へ。森谷亮太が、身体・耳・頭の使い方からリズムを見直し、安定したテンポと心地よいノリを身につけるための練習を紹介します。
目次
各ページの構成 5
本書に記載されているワークの図の解説 6
本書に記載されているドラムの音符 7
動画について 8
第1章 リズム感とは何か/5つの要素 9
「リズム」とは何か 10
規則的な刻みを「パルス」として捉えよう 11
「リズム感」とは、自分から「リズムを感じ取る」こと 12
リズム感の5要素
①身体同期 13
②聴覚分離力 14
③時間感覚 15
④グルーピング感覚 16
⑤予測力 17
本書記載のカウントの歌い方 18
第2章 リズムを身体で感じ直すトレーニング:身体同期 19
第2章の目的とゴール 20
第2章で行う各ワークの説明 21
脱力ワーク① 身体全体の脱力感をつかもう 22
脱力ワーク② 脚の脱力感をつかもう 23
脱力ワーク③ 腕全体の脱力感をつかもう 24
脱力ワーク④ 肘から下の脱力感をつかもう 25
身体ワーク① 足踏みでリズムを感じよう 26
身体ワーク② 歩行でリズムを感じよう 26
身体ワーク③ 着地のタイミングでリズムを感じよう 27
身体ワーク④ スキップでリズムを感じよう 28
身体ワーク⑤ 首の動きでリズムを感じよう 28
身体ワーク⑥ 身体のひねりでリズムを感じよう 29
身体ワーク⑦ 腰の動きでリズムを感じよう 29
手拍子ワーク① カウントの「1」で手拍子をしよう 30
手拍子ワーク② カウントの「1」と「3」で手拍子をしよう 30
手拍子ワーク③ カウントの「4」で手拍子をしよう 31
手拍子ワーク④ カウントの「3」で手拍子をしよう 31
手拍子ワーク⑤ カウントの「2」と「4」で手拍子をしよう 32
手拍子ワーク⑥ 手拍子で強弱を表そう 32
第3章 リズムを聴き分ける力を鍛えるトレーニング:聴覚分離力 33
第3章の目的とゴール 34
第3章で行う各ワークの説明 35
くちリズムワーク① 手拍子をしながら基本音符を歌おう 36
くちリズムワーク② 手拍子をしながら音符と休符の長さを歌おう 38
くちリズムワーク③ 手拍子をしながら音符と休符の組み合わせを歌おう 40
くちドラムワーク 手拍子をしながら8ビートのリズムを歌おう 42
くちベースワーク 手拍子をしながらベースのリズムを歌おう 44
くちギターワーク 手拍子をしながらギターのリズムを歌おう 46
コード聴き取りワーク 他のパートの変化を耳で感じてみよう 48
コラム①:音楽をさまざまな視点から聴く 50
第4章 テンポ感を鍛えるトレーニング:時間感覚 51
第4章の目的とゴール 52
第4章で行う各ワークの説明 53
内的テンポ感ワーク① テンポを保って音の並びを歌おう 54
内的テンポ感ワーク② テンポを保ってアクセントのリズムを歌おう 56
外的テンポ感ワーク① いろんなリズムをカウントしながら手拍子をしよう 58
外的テンポ感ワーク② 3連系のリズムをカウントしながら手拍子をしよう 60
速いテンポ感ワーク 速いテンポを大きく感じて手拍子をしよう 62
遅いテンポ感ワーク 遅いテンポを細かく感じて手拍子をしよう 64
外的テンポ感ワーク イメージトレーニング編 66
コラム②:メトロノームの設定と使い方 68
第5章 リズムのまとまりを感じるトレーニング:グルーピング感覚 69
第5章の目的とゴール 70
第5章で行う各ワークの説明 71
構成のグルーピングワーク① 曲の構成を意識してカウントを歌おう 72
構成のグルーピングワーク② 構成の切り替わりを意識してカウントを歌おう 74
拍のグルーピングワーク① 手拍子の位置を変えてノリの違いを表そう 76
拍のグルーピングワーク② パルスのまとまりを変えて拍子の違いを感じてみよう 78
音符のグルーピングワーク 同じリズムを違うまとまりで感じてみよう 80
ポリリズムワーク① 拍とは違うまとまりのアクセントを歌おう 82
ポリリズムワーク② 拍とは違うまとまりのタイミングを歌おう 84
コラム③:リズムの「よさ」を見分ける視点 86
第6章 次を予測するトレーニング:予測力 87
第6章の目的とゴール 88
第6章で行う各ワークの説明 89
拍の予測ワーク いろいろなタイミングのクリックで拍の間を予測しよう 90
クリック移動ワーク クリックの位置を変えて手拍子をキープしよう 92
拍の予測ワーク イメージトレーニング編 94
自分でクリックの位置を変えられるようにしよう 95
コラム④:著者おすすめの楽曲10選 96
第7章 課題曲で実践トレーニング 97
曲に応用ワーク① 「炎」LiSA 98
曲に応用ワーク② 「Lemon」米津玄師 102
コラム⑤:練習をもっと実りあるものにする9つのヒント 106
付録 107
①「前ノリ/後ノリ」について 108
②リズムや演奏のイメージ一覧 112
前書きなど
「私にはリズム感がありません」
長年レッスンをしていく中で、このような言葉を口にする方は多くいました。
「リズム感」は、見えている人には見えていて、見えていない人には見えていないような、
とても抽象的なもののように思えます。
「それでは踊れない」
「リズムが良くない」
「合ってるけど合ってない」
アンサンブルでは、このような抽象的なダメ出しを受けることも多く、
具体的な方法を聞いても、「感覚的なものだから伝えるのが難しい」という答えが返ってくることがあります。
「感覚を捉えられない私はセンスがない」そんなふうに考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
僕は、リズム感がない人間は存在しない、と考えています。
たとえ「手拍子すらうまく合わせられない」と感じていても、会話で話すタイミングを合わせたり、歩くテンポを保ったり、階段を一定のリズムで降りたりすることは、多くの人が日常の中で自然に行っています。
つまり、私たちは日常生活の中で、無意識のうちにリズムを感じ取りながら動いています。
「リズム感」は特別な才能ではなく、誰の中にもすでにある感覚だと、僕は思います。
本書を執筆するにあたり、大切にしたのは次の3 つです。
・「リズム感」は特別な才能ではなく、誰でも経験していることであり、何歳からでも伸ばせること。
・「リズム感とは何か」を、できるだけ明確に言語化すること。
・自分に関係のあることとして捉えてもらうこと。
本書では、「リズム感」という抽象的な感覚を、5 つの要素に分けて言語化しました。
その5 つの要素をもとに、うまくリズムを感じ取れない「症状」と「原因」を洗い出し、
それらを根本から治すための「処方箋」となるワークを制作しました。
ワークの制作にあたっては、
・悩みから逆引きして、ワークの意図が明確にわかること。
・直感的に取り組みやすく、楽しく学べること。
この2 つを大切にして執筆しました。
「リズム感が悪い」と悩む人。
「リズム感が悪い」と言われて心を痛めたことがある人。
そして、「リズム感」がふわっとしてよくわからないという人にも、
お役に立てる本ができたと思います。
本書があなたの感覚を磨き、より充実した音楽ライフを送るための一助となれば幸いです。
版元から一言
ドラムを叩いていて「リズム感が弱いな」「もっとリズム感を鍛えたい」と感じている方へ。リズムの感じ方や身体の使い方から見直すと、これまで続けてきた練習にも、新しい気づきが生まれるかもしれません。そんなきっかけになればと、この本を作りました。身体を動かす、音を聴く、声に出してリズムを歌うなど、身体・耳・頭を使ったさまざまなアプローチで、リズム感の土台を育てていきます。新しいドラムフレーズを覚えるというより、今叩いているフレーズをもっと気持ちよく演奏するための一冊。いつもの練習に、ぜひ取り入れてみてください。
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。





