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キャパシティ
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2026年7月14日
- 登録日
- 2026年7月14日
- 最終更新日
- 2026年7月14日
紹介
2017年から詠みつづけて活字になった約240首の短歌から73首を厳選し、
本人撮影の詩情あふれる写真を添えた歌集(第一作品集)です。
歌人・穂村弘氏、三枝昻之氏らが新聞投稿欄で選んだ短歌も多数掲載。
<代表作> ※本書掲載作品
過去は過去、未来はいまの積みかさね、溶けた氷がくるんとまわる
(短歌結社誌『かりん』掲載)
マンタとかジンベイザメを見るように部長に出会い挨拶をする
(日本経済新聞 歌壇 穂村弘氏選)
暗いほど 輝く星の 幾千が 太古のまなざし わたしに向けて
(沖縄県石垣市 南の島の星まつり2023「美ら星の歌賞(最高賞)」受賞)
前書きなど
「あとがき」より(一部抜粋)
本書には、2019年からの筆名「廣里ふかさ(広里ふかさ)」としての作品に加え、別名義で発表した初期の短歌も一部収録しています。時を経てもなお、今の私にとって思い出深い歌たちです。
2017年から短歌を作り始め、日本経済新聞「歌壇」の穂村弘さんをはじめ、これまでに歌人の先生方に選んでいただき、活字となった作品はおよそ240首ほどです。その中から今回は、特に短歌をふだん読まないという方にも、ページをめくって楽しんでいただけるような七十三首を選び、構成しました。
タイトルの「キャパシティ」は capacity、つまり「容積」という意味です。「広さ」と「深さ」をかけあわせたら「容積」になる―それは、私の筆名の由来にもなった、ある種の〝公式〟そのものです。この「容積」が何をさしているのか、大きいのか小さいのか、それは特定していません。私自身の創作の可能性も、読んでくださるみなさまの想像の可能性も、現実には限りがあるかもしれませんが、あえてそれを狭めることはしたくないと思っています。
振り返れば、私は、青春期には絵を描くことに夢中で、言葉で表現するのは、どこか他人の領分だと思っていたのです。それが数十年を経て、ふとしたきっかけから、言葉の芽が自分の中で静かにからだを起こしはじめた― この本の存在は、そんな変化の証拠でもあります。
上記内容は本書刊行時のものです。
