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ぼくのなまえはサンゴール カレン・リン・ウィリアムズ(著/文) - ゆぎ書房
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ぼくのなまえはサンゴール (ボクノナマエハサンゴール)
原書: My name is Sangoel

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発行:ゆぎ書房
A4判
縦285mm 横222mm
32ページ
上製
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-910343-06-8   COPY
ISBN 13
9784910343068   COPY
ISBN 10h
4-910343-06-7   COPY
ISBN 10
4910343067   COPY
出版者記号
910343   COPY
Cコード
C8797  
8:児童 7:絵本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年5月30日
書店発売日
登録日
2024年3月27日
最終更新日
2024年5月21日
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受賞情報

ワシントン州子どもが選ぶ絵本賞2011ノミネートほか

書評掲載情報

2024-09-25 ふぇみん  3397号
評者: 中川素子
2024-07-04 朝日小学生新聞  
評者: 朝小ライブラリー
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紹介

ぼくは難民になった。ぼくの名前なんて、なくなってしまったみたいだ。
――ワシントン州子どもが選ぶ絵本賞2011ノミネートほか
――「難民絵本100冊ワークショップ」から生まれた翻訳絵本


スーダンの内戦で難民になったサンゴールは、母と妹とともにアメリカへ。でも、アメリカでは、自分の大切なルーツである名前をだれも正しく呼んでくれない。ある朝、サンゴールは自分の名前を伝える、素晴らしいアイディアを思いついて――

*******あらすじ詳細*******
スーダンの内戦で「なんみん(難民)」になった少年サンゴール。
帰る家も帰る国もなくなり、母と妹とともにアメリカへの受け入れが決まる。「どこへ行ってもお前はサンゴ-ルだ。どこへ行ってもお前はディンカ族だ」と長老に励まされて旅立つ。

アメリカの大都会に戸惑いながら、覚え立ての英語で母を支えるサンゴール。でも、出迎えの人も学校の先生も皆、「サン・・サン・・サンゴエル?」と、きちんと名前を呼んでくれず、同級生にも「サン、サング!」とからかわれる。

「ぼくの名前なんて無くなってしまったみたいだ。難民キャンプへ帰りたい」と思い悩むサンゴール。ある朝、自分の名前を絵で描いて伝えると、同級生たちも次々と自分たちの名前を絵に描き、はじめて皆と打ち解ける。「素晴らしいアイディアね。それに、素晴らしい名前だわ」と先生に褒められたサンゴールは、自分のルーツと自分の名前に胸を張る。

版元から一言

――ワシントン州子どもが選ぶ絵本賞2011ノミネートほか
――国際理解教育ワークショップで注目の絵本

著者プロフィール

カレン・リン・ウィリアムズ  (カレン リン ウィリアムズ)  (著/文

【カレン・リン・ウィリアムズ/文】
アメリカのペンシルベニア州ピッツバーグ在住。ハイチやマラウィにも暮らした。カードラ・モハメッド、ダグ・チェイカとともに絵本『ともだちのしるしだよ』(岩崎書店2009)を出版。このほか、Galimito(1990)、Tap-Tap(1994)、Circles of Hope(2005)など苦難を抱えた、世界の子どもたちを描いた絵本を出版している。

カードラ・モハメッド  (カードラ モハメッド)  (著/文

【カードラ・モハメッド/文】
ピッツバーグ在住。30 年以上にわたり難民となった人々への支援に携わってきた。ケニア、パキスタン、イエメンの難民キャンプで活動したほか、2003~2015 年までピッツバーグ難民センターのエグゼクティブ・ディレクターを務めた。1969 年ソマリアのクーデターによって両親は故国を追われ、カードラは亡命先で生まれた。その後、アラブ首長国連邦で育ち、現在に至るまでソマリアへの入国を禁止されている。カレン・リン・ウィリアムズ、ジュリア・ケアンズとともに Spirit of Cheetah: A Somali Tale(2021)を出版した。

キャサリン・ストック  (キャサリン ストック)  (イラスト

【キャサリン・ストック/絵】
ニューヨークとフランスに在住。カレン・リン・ウィリアムズによるGalimito、Tap-Tap の絵を担当。また、Gus and Grandpa シリーズ(1996-2004)の絵を描いたほか、Guguʼs House?(2001)、Where Are You Going, Manyoni?(2007)を出版した。

小野寺美奈、當銘美菜、山西優二、前田君江  (翻訳

【小野寺美奈、當銘美菜、山西優二、前田君江/共訳】
日本国際理解教育学会の2016~2018 年度特定課題研究プロジェクトの一つ「難民問題から国際理解教育を問う」の絵本タスクチームのメンバー。難民をテーマとした絵本100 冊余を収集して十数回にわたるワークショップを開催し(https://kokusairikai.wixsite.com/nanminstudy/)、京都市国際交流協会主催の「世界の絵本展2021:絵本から難民と出会う」を共催した。

上記内容は本書刊行時のものです。