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在庫あり
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取引取次:
ト・日 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり
満月の下の赤い海
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ23mm
344ページ
上製
価格
3,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年7月25日
- 書店発売日
- 2022年7月8日
- 登録日
- 2022年6月14日
- 最終更新日
- 2022年6月30日
書評掲載情報
2022-10-05 | ふぇみん 第3332号 |
2022-08-19 |
週刊読書人
第3453号 評者: 編集部 |
2022-07-03 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
虐殺と歴史、記憶の抹殺。
その歴史の底で沈黙する者たちの
“悲しみ”を、夢と現実を往還する
苛烈な想像力によって解き放つ──
大長編小説『火山島』の著者が
「これだけは書かなければ」という想いを込めた最新作。
済州島四・三事件をテーマに書き続ける在日の老作家K。
若き日に北朝鮮関係の地下組織に参加したものの離脱、
その後の精神的危機とさまよいを回想する「消された孤独」。
韓国語と日本語のはざまで二つに割れた存在に苦しみつつ韓国舞踊を学び、
島を想う在日女性との対話を描いた「満月の下の赤い海」。
四十二年ぶりとなる自らの故国・韓国訪問と済州での取材を通じて、
語りえない記憶の真実に耳を澄ませる「地の疼き」。
三編の小説と対談を収録。
目次
消された孤独 (初出「すばる」2017年10月号)
満月の下の赤い海(初出「すばる」2020年7月号)
地の疼き (初出「すばる」2022年5月号、6月号)
対談 これだけは書かなければ
上記内容は本書刊行時のものです。