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在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり
作文
四六変形判
縦174mm
横112mm
厚さ9mm
重さ 102g
128ページ
カバーなし
定価
900 円+税
990 円(税込)
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年7月25日
- 書店発売日
- 2025年7月25日
- 登録日
- 2025年4月22日
- 最終更新日
- 2025年7月25日
書評掲載情報
2025-08-23 |
毎日新聞
朝刊 評者: ヒコロヒー(芸人) |
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紹介
「ぼくのおじいちゃんは戦争で兵隊になって南方に行きました。」
家族に戦争体験を聞きまとめる宿題を夏休みに課された、1983年生まれ、小学6年生の千本慶輔は祖父の経験を提出した。慶輔が大学4年の時にその祖父も亡くなり、家族の間であの作文のことが話題に上がる。曰く、祖父は終生大事にしていて、祖父から直接聞いた記憶のない家族は「よくぞ書き残してくれた」と感極まっているのだが、書いた本人には落ち着かない背景があった。
一方、慶輔の同級生、夏目苑子は祖母の体験をまとめ、平和への祈念で締めた作文は先生やクラスから高く評価されたのだが、慶輔に「ウソなろうが」と糾弾される。
時は移り2024年。前年秋にイスラエルのガザ侵攻が起こり、苑子は元夫の妹のSNSと同僚の活動からパレスチナ問題に興味を持っていくのだが…。
上記内容は本書刊行時のものです。