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他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 宇田川 元一(著/文) - ニューズピックス
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他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 (タシャトハタラク ワカリアエナサカラハジメルソシキロン)

ビジネス
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四六判
縦195mm 横135mm 厚さ19mm
重さ 340g
200ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-910063-01-0   COPY
ISBN 13
9784910063010   COPY
ISBN 10h
4-910063-01-3   COPY
ISBN 10
4910063013   COPY
出版者記号
910063   COPY
Cコード
C0034  
0:一般 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年9月18日
最終更新日
2019年9月20日
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書評掲載情報

2021-02-13 朝日新聞  朝刊
評者: 稲泉連(ノンフィクション作家)
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紹介

忖度、対立、抑圧…あらゆる組織の問題において、「わかりあえないこと」は障害ではない。むしろすべての始まりである──。
ノウハウが通用しない問題を突破する、組織論とナラティヴ・アプローチの超実践的融合。
いま名だたる企業がこぞってメンタリングを熱望する気鋭の経営学者、待望のデビュー作!

現場で起きる「わかりあえなさ」から始まる諸問題は、ノウハウで一方的に解決できるものではありません。その「適応課題」と呼ばれる複雑で厄介な組織の問題をいかに解くか。それが本書でお伝えする「対話」です。
対話とはコミュニケーションの方法ではありません。論破するでもなく、忖度するでもなく、相手の「ナラティヴ」に入り込み、新しい関係性を構築すること。それこそが、立場や権限を問わず、新たな次元のリソースを掘り出して、組織を動かす現実的で効果的な方法なのです。

目次

はじめに 正しい知識はなぜ実践できないのか
第1章 組織の厄介な問題は「合理的」に起きてい
第2章 ナラティヴの溝を渡るための4つのプロセス
第3章 実践1.総論賛成・各論反対の溝に挑む
第4章 実践2.正論の届かない溝に挑む
第5章 実践3.権力が生み出す溝に挑
第6章 対話を阻む5つの
第7章 ナラティヴの限界の先にあるもの
おわりに 父について、あるいは私たちについて

著者プロフィール

宇田川 元一  (ウダガワモトカズ)  (著/文

経営学者。埼玉大学 経済経営系大学院 准教授。
1977年東京生まれ。2000年立教大学経済学部卒業。2002年同大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。2006年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。
2006年早稲田大学アジア太平洋研究センター助手、2007年長崎大学経済学部講師・准教授、2010年西南学院大学商学部准教授を経て、2016年より埼玉大学大学院人文社会科学研究科(通称:経済経営系大学院)准教授。
社会構成主義やアクターネットワーク理論など、人文系の理論を基盤にしながら、組織における対話やナラティヴとイントラプレナー(社内起業家)、戦略開発との関係についての研究を行っている。大手企業やスタートアップ企業で、イノベーション推進や組織変革のためのアドバイザーや顧問をつとめる。
専門は経営戦略論、組織論。2007年度経営学史学会賞(論文部門奨励賞)受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。