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発行:志学社
四六判
縦188mm
横130mm
厚さ15mm
重さ 250g
224ページ
定価
2,000円+税
- ISBN
- 9784909868022
- Cコード
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C0322
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一般 全集・双書 外国歴史
- 初版年月日
- 2021年2月22日
- 書店発売日
- 2021年2月22日
- 登録日
- 2020年12月16日
- 最終更新日
- 2021年2月17日
紹介
古代中国において、死は単純な「終わり」ではなく、「再生のはじまり」であった。精神は「鬼」となり、生き続けた。しかし、肉体は朽ちる。この肉体を不滅のものとしたのが不老不死の「仙人」である。本書では肉体の保存法にはじまり、仙人の誕生、不老不死を求め狂奔する皇帝たち、ときに猛毒をも含んださまざまな仙薬、そして房中術など「気」を用いた長寿法についても詳述する。信用のおけない来世よりも、いつまでも若々しくこの世に永らえたい──「不老不死」の欲望が多様な神仙術を生み出していくさまを、死生観の変化とともに解き明かしていく。
目次
はじめに
第一章 死は再生のはじまり
第二章 「仙」とは何か
第三章 狂奔する皇帝たち
第四章 不老不死の仙薬
第五章 「気」の長寿法
あとがき
復刊あとがき
参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。