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取り違えた封筒 ティモシー・トラント警部補の事件簿 Q・パトリック(著) - 行舟文化
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取り違えた封筒 ティモシー・トラント警部補の事件簿 (トリチガエタフウトウ ティモシートラントケイブホノジケンボ)

文芸
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発行:行舟文化
B6判
縦182mm 横128mm 厚さ18mm
重さ 400g
400ページ
並製
定価 1,700 円+税   1,870 円(税込)
ISBN
978-4-909735-23-2   COPY
ISBN 13
9784909735232   COPY
ISBN 10h
4-909735-23-2   COPY
ISBN 10
4909735232   COPY
出版者記号
909735   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年9月3日
書店発売日
登録日
2026年7月17日
最終更新日
2026年8月23日
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紹介

 ニューヨーク市警殺人課きっての伊達男、トラント警部補が出くわす、謎また謎の華麗なる冒険――

 上流階級に生まれ、法曹界での栄達を約束されていたティモシー・トラントは、輝かしい将来をすべて擲ち、大学卒業後、ニューヨーク市警への奉職を決めた。それは尋常ならざる謎、そして抜け目ない犯罪者との知的闘争を愛するがため。刑事らしからぬ優雅なファッション、そして上流階級へのコネクションに不満を抱き「上流階級専門の刑事」と陰口を叩く同僚たちなどどこ吹く風、トラント警部補は今日も趣味の殺人事件捜査に勤しむのであった。
 トラントが殺人事件と遭遇するのは……大金持ちの誕生パーティ、上流階級専門の女子学校、往年の名女優のアパートメント、友人たちと興じるカードのテーブル、劇場のオープニング・ナイト……すなわち、ニューヨークにおいて、優雅と上品が極まった場所だ。あるいは、アルプスのスキーリゾート、ヴェネツィアの豪邸、リビエラの、煌びやかなカジノとは対照的に静まり返った港湾区画……どんなに麗しい場所であっても人と人とが交わる限り、殺人は決してなくならない。上流階級の殺人の、フーダニット/ハウダニット/ホワイダニットは、ティモシー・トラント警部補の論理きらめく頭脳におまかせあれ!
 エラリー・クイーンに続く、もう一つの合作コンビ《Q・パトリック=パトリック・クェンティン》によって第二次大戦後に展開された、謎解きミステリの精華たるシリーズ二〇編を集成。


合作者たちに祝福を。トラント警部補こそ、エラリー・クイーンと刑事コロンボをつなぐアメリカ本格の「失われた環」なのですから!
――作家・法月綸太郎 推薦!


◎海外識者の評価
 アメリカ犯罪小説界のNo.1はパトリック・クェンティンだ。
 ――フランシス・アイルズ

「今日最良の犯罪小説短編の作家は誰か」と問われたときにはただ一言、「パトリック・クェンティン」と答えるつもりだ。
 ――ジュリアン・シモンズ

 パトリック・クェンティンの短編集は「探偵小説のプロット技術」を学ぶための最良の教本の一つとなるだろう。
 ――アントニイ・バウチャー

目次

白いカーネーション
猫の石膏像
クローゼットの死体
脚光と殺人と
殺しのワンシーン
取り違えた封筒
アルプスの殺人
誰が人魚を殺したか
町の金髪、田舎の金髪
ローラ、其は氷の女
あからさまな殺人
リビエラの死
死とカナスタ
土曜日の夜の死
朝飯前の殺人
魅惑のオープニング・ナイト
お祭りの死
拳銃と薔薇と
どうですか、あと一声……落札!
二匹の危険な牝たち
[解説]ティモシー・トラント警部補の華麗なる冒険 三門優祐

著者プロフィール

Q・パトリック  (キュー パトリック)  (

Q・パトリック:
イギリス生まれのアメリカ人作家リチャード・ウィルスン・ウェッブ(一九〇一~六六)が合作者とともに用いたペンネーム。最初期作を除くほとんどの作品で、ヒュー・キャリンガム・ウィーラー(一九一二~八七)が合作者を務める。同コンビはパトリック・クェンティン、ジョナサン・スタッグの名義でも多数作品を発表しており、アメリカにおける探偵小説黄金時代を代表する作家の一人である。ウェッブの没後、ウィーラーは劇作家として頭角を現して多くの栄誉に輝いた。代表作に『俳優パズル』、『女郎蜘蛛』(以上創元推理文庫)、またエドガー賞を受賞した短編集『金庫と老婆』(ハヤカワ・ミステリ)がある。

三門優祐  (ミカドユウスケ)  (

三門優祐:
一九八六年生、上智大学卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。英米のクラシックミステリを愛好し、「アントニイ・バークリー書評集」(二〇一四~一七、全7巻)、「Re-ClaM」(二〇一八~継続中)ほかのファンジンを刊行する傍ら、私家本翻訳を行っている。ゾラン・ジヴコヴィチ『本を読む女』、『フョードル・ミハイロヴィチの四つの死と一つの復活』、『作家 幽霊作家』(以上盛林堂ミステリアス文庫)、サミュエル・ロジャース『血文字の警告』、クリストファー・セント・ジョン・スプリッグ『完全不在証明』(以上別冊Re-ClaM)。

上記内容は本書刊行時のものです。