グラフィック・ビートルズ(3,600円+税、牛若丸・Book&Design、 https://bookdesign.theshop.jp/ で販売) 松田 行正(著) - 牛若丸 【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
グラフィック・ビートルズ(3,600円+税、牛若丸・Book&Design、 https://bookdesign.theshop.jp/ で販売)
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年12月6日
- 書店発売日
- 2023年12月6日
- 登録日
- 2023年10月26日
- 最終更新日
- 2024年9月20日
書評掲載情報
| 2024-02-24 |
朝日新聞
朝刊 評者: 稲泉連（ノンフィクション作家） |
| MORE | |
| LESS | |
重版情報
| 2刷 | 出来予定日: 2023-12-22 |
| MORE | |
| LESS | |
紹介
12月6日より発送。カートが落ちている場合は、発売元Book&Designの直販サイトから
https://bookdesign.theshop.jp/
定価(本体3,600円+税)購入できます。Amazon Pay、クレジットカード対応。
ビートルズのアルバム11 枚のジャケット・デザインを1 章ずつ解説。デザインの「革新性」を20 世紀デザイン史の中に位置付け、「デザインの歴史探偵」を名乗るデザイナーの松田行正が検証します。
表紙に付けられたA1 判大のパロジャケ・コレクション・ポスター（CD180 点以上、書籍34 冊を掲載）も圧巻。書籍でしか味わえない造本の魅力が満載です。
目次
目次
1 斜めがもたらした躍動感が新しい息吹を伝える。
Please Please Me
2 カメラマン、フリーマンの活躍❶
ハーフ・シャドーがビートルズのアイコンとなる。
With the Beatles
3 カメラマン、フリーマンの活躍❷
映画のコマ撮り風デザインがサントラをイメージさせる。
A Hard Day’ s Night
4 カメラマン、フリーマンの活躍❸
タイトル・バンド名よりもヴィジュアルを重視する。
Beatles for Sale
5 カメラマン、フリーマンの活躍❹
手旗信号風やらせポーズでアイドル路線に回帰する。
Help!
6 カメラマン、フリーマンの活躍❺
サイケデリック・フォントと憂鬱な表情が60 年代を象徴する。
Rubber Soul
7 髪の毛にこだわったイラストとコラージュで伝説となる。
Revolver
8 原寸コラージュによる集合写真。
Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band
9 経年変化をデザインする。
The Beatles（White Album）
10 なにげない日常の風景をアート、そしてアイコンにしてしまった。
Abbey Road
11 ビートルズの最後を象徴するかのように4 人を分断するレイアウト。
Let It Be
この他にコラムが多数入ります。
前書きなど
はじめに
「Beatles」というバンド名が決まったのは1960年。
トニー・シェリダン（2013没73）のバックをビート・ブラザース名義で務めたシングル・レコード「My Bonnie／The Saints」がドイツで発売されたのは、1961年10月。ビートルズ名義に変更されてイギリスで発売されたのは1962年1月。ビートルズのみでのシングル・レコード・レビューは、1962年10月の「Love Me Do／P. S. I Love You」。
翌1963年3月22日、ビートルズ初のアルバム『Please Please Me』のモノラル盤が発売される（ステレオ盤は4月26日）。本書は、このデビュー・アルバムからはじまる。
ビートルズは、解散するまでに13枚のオリジナル・アルバムをつくっている。
ビートルズ、あるいはポール・マッカートニー（以下ポール）のジャケット・デザインへのかかわりの少ない、イギリス盤はなくアメリカ盤のみの『Magical Mystery Tour』（1967）と、スピンオフ作品ともいえるアニメ映画のサウンドトラック『Yellow Submarine』（1969、すべてイラストレーター、ハインツ・エーデルマンの仕事）の2枚を除いた、『Please Please Me』から『Let It Be』までの11枚のアルバムが本書のデザイン検証の対象となる（気になるアルバムのいくつかはその都度コラムで扱っている）。
上記内容は本書刊行時のものです。
