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新装完全版 大国政治の悲劇 ジョン・J・ミアシャイマー(著/文) - 五月書房新社
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新装完全版 大国政治の悲劇

A5判
672ページ
並製
価格 5,000円+税
ISBN
978-4-909542-17-5
Cコード
C0031
一般 単行本 政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2019年3月13日
最終更新日
2019年4月22日
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紹介

好評につき、装い新たに完全復刊!
“リアル・ポリティクスの国際標準"

今、最も注目すべき国際政治学者ミアシャイマーの主著。
原著オリジナル版に書き下ろし「日本語版に寄せて」を加え、
2014年改訂版ヴァージョンの最終章「中国は平和的に台頭できるか?」も収載。
さらに、従来版で割愛されていた注釈や表の出典などもすべて訳出掲載した『完全版』、ついに刊行!
訳者奥山真司による解説も充実。

米中の衝突を確実視し、世界各国の外交戦略を揺るがす、“攻撃的現実主義(オフェンシヴ・リアリズム)"とは!?
過去200年間の世界史的事実の検証から、きわめて明晰、冷徹、論理的に国際システムの構造を分析、北東アジアの危機と日本の運命も的確に予測する。

ミアシャイマーによる北東アジアの将来の見通しはあまり華やかなものではなく、むしろ彼自身が認めているように「悲劇的」なのだ。そしてこの「悲劇」は、モーゲンソーの言うような「人間の愚かさ」にあるのではなく、国際社会(国際システム)の構造による、人間の意志ではコントロールできないところで引き起こされるものだ。......本書のタイトルが『大国政治の“悲劇"』である理由は、まさにここにある。(「訳者解説」より)


《内容紹介》
■改訂版のまえがき / 日本語版に寄せて
■はじめに
■第1章〈イントロダクション〉
(オフェンシヴ・リアリズム(攻撃的現実主義) / リベラリズム 対 リアリズム / リベラルなアメリカにおける権力政治(パワー・ポリティクス))
■第2章〈アナーキーとパワーをめぐる争い〉
(国家はなぜパワーを求めるのか / 覇権の限界 / パワーと恐怖 / 国家目標の優先順位 / 世界秩序の創造 / 国家間の協力)
■第3章〈富とパワー〉
(パワーの物質的な基盤 / 人口と富:軍事力の根源 / 軍事力の経済的基礎 / 軍事的潜在力と軍事力のギャップ)
■第4章〈ランドパワーの優位〉
(征服 対 強制 / 独立シーパワーの限界 / 戦略エアーパワーの限界 / 陸軍の圧倒的な影響力 / 水の制止力 / 核兵器とバランス・オブ・パワー / 軍事力の計測の仕方)
■第5章〈生き残りのための戦略〉
(実践的な国家の目標 / パワー獲得のための戦略 / 侵略国を抑止するための戦略 / 避けるべき戦略 / リアリスト的な理由によるパワーの譲歩)
■第6章〈大国の実際の行動〉
(日本 1868~1945年 / ドイツ 1862~1945年 / ソヴィエト連邦 1917~91年 / イタリア 1861~1943年 / 自滅的な行動? / 核武装競争)
■第7章〈イギリスとアメリカ:オフショア・バランサー〉
(アメリカのパワーの勃興 1800~1900年 / アメリカとヨーロッパ 1900~90年 / アメリカと北東アジア1900~90年 / イギリスのグランドストラテジー 1792~1999年)
■第8章〈バランシング 対 バック・パッシング〉
(どのような時に国家はバック・パッシングをするのか / 革命・ナポレオン時代のフランス 1789~1815年 / ビスマルク時代のプロイセン 1862~70年 / ヴィルヘルム皇帝時代のドイツ 1890~1914年 / ナチス・ドイツ 1933~41年 / 冷戦 1945~90年)
■第9章〈大国間戦争の原因〉
(構造(structure)と戦争 /「二極システム」対「多極システム」/「安定した多極システム」対「不安定な多極システム」/ 近代ヨーロッパの大国間戦争 1792~1990年 / 分析と結論)
■第10章〈中国は平和的に台頭できるか?〉
(オフェンシヴ・リアリズムのまとめ / アメリカの覇権の追求 / サムおじさんの後を追って / 来るべきバランシング同盟 / 戦争は起こるか? / 平和的台頭の希望)
■原注
■訳者解説とあとがき

著者プロフィール

ジョン・J・ミアシャイマー  (ジョン ミアシャイマー)  (著/文

1947年生まれ。シカゴ大学教授。専門は国際関係論、特に安全保障分野。「オフェンシヴ・リアリズム」を提唱、論文、著作多数。2003年には米軍のイラク侵攻を批難してネオコンたちと対立。2006年、スティーブン・ウォルトと共に、アメリカの外交政策に影響をおよぼすイスラエル・ロビーの問題を論じ、それをまとめた書籍『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』が世界的ベストセラーになる(2007年、日本版は講談社)。『なぜリーダーはウソをつくのか』(2011年)も10の言語に翻訳され、各国で話題に(日本版は奥山真司訳、中央公論新社)。

上記内容は本書刊行時のものです。