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地球人のための超植物入門ー森の精が語る知られざる生命エネルギーの世界
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2018年11月5日
- 登録日
- 2018年10月4日
- 最終更新日
- 2020年1月15日
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2021-11-22 |
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紹介
植物をこよなく愛する大学教授が、ある日森の精から「植物にも人間と同じように心と魂があり、それぞれの人生を一生懸命に生きながら自然を作っている」ことを教えられた。 植物の中には、人間と話ができるほどに進化した者や、地球レベルでの役割を担う者もいるという。
「植物は地球の生命エネルギーを表現している」「植物には癒しの力がある」「どんな植物にも個性と使命が埋め込まれている」「自然界に必要のない植物はない」「自然の強さは植物の種類の多さで決まる」「植物は過酷な環境でもやる気があれば育つ」など、科学者ならではの切り口で 植物の世界を描き出し、自然に対する見方を変えてくれる。
物質文明とのバランスを取るために、植物や土地や地球の生命エネルギーを感じる感性や、自然と共生する思いを取り戻すことが必要だ。”目に見えないからといって、それがないとは言えない” ― 科学者でもある著者が、科学を超えた世界の存在を語る植物エッセイ。本書を一読した後には、もう植物を”もの”として見ることはできなくなる。
こんな方にオススメします:
●植物が好きな方「植物は思いを持っている」
植物学の世界では、植物が単に生理的な反応をしているのではなく、森の植物が全体でコミュニケーションをとっていること、経験を積んだ古木が若い木を指導していることなど、植物も知性を持っているという新しい植物観が生まれつつあります。そうした類書が示唆しながらも、正面から語ることができなかった「植物の思い」についても深く納得できます。
● 環境問題に興味のある方「自然にも存在の権利がある」
「地球には生命がある」「植物には魂がある」と語る著者の主張は、誰にでもわかるエコロジー思想であり、環境保護運動にこそ必要な視点かもしれません。
● 地方創生のヒントがほしい方「森の癒しの力」
豊かな自然を見る目が変わったら、森の癒しの力や里山の活用など、地方創生の文脈で新たなアイデアのヒントが得られるかも。
●自然農法に興味がある方 「土地も土も生きている」
「土地も土も生きている」「植物には意思がある」という、人間が自然とより深く付き合うための新しい見方を提供してくれます。農業や林業に携わる方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。
●スピリチュアル好き「磁場を作る自然霊」
全てに意識があるというアニミズム的な世界観が、科学者の目からみてもどのように真実であるかを、植物を題材に解き明かした本です。
目次
はじめに
1 プロローグ - 地球に植物がある根源的なわけ
2 植物と癒し - 自然にもいろいろな深さの段階がある
3 トマトのやる気、稲のやる気 - トマトが巨大化するのはなぜか
4 植物の適応 - 植物は環境の中で自らを変えていく
5 ディープネイチャーとライトネイチャー - 原生林は地球のエネルギーの緩衝帯である
6 不忍池のハス - 土地の磁場を浄化する陰のエネルギー
7 屋久島探訪記 - 生命の神秘を表現する古代杉
8 青森ヒバ - 極寒に耐えるからこそ生まれる強い生命力
9 白神山地のブナ - 植物は地球の環境を維持するために働いている
10 アップルロード - リンゴ栽培は病気との戦い
11 ソメイヨシノの魂 - 新しい植物が生まれるとき
12 花梨の性格と薬効 - 植物は果実にエネルギーを込めている
13 アジサイの精 - 植物の魂はどのように増えていくのか
14 プリンセスミチコとフローレンス・ナイチンゲール - 地植えの花は枯れてもエネルギーを発散する
15 ニュートンのリンゴ - 木と人間にも個人的な縁がある
16 スギと花粉 - 単体の植林で杉は飢餓状態になる
17 植物の寿命 - 植物はなぜ環境に適応できるのか
18 マルコポーロ - 植物はなぜ切られても生きているのか
19 雑草の生き方 - 知られざる雑草の効用
20 イヌブナ - 壊れたバランスを修復する植物との交流
21 菜の花 - 群生する植物の力を借りてヒーリングができる
22 シュタイナーと農業 - 生命体としての地球
23 園芸の魔術師バーバンク- 実をつけたアーリーローズの秘密
24 水のらせん運動とシャウベルガー - 水を旋回させると酸化還元電位が下がる
25 シャウベルガーの鋤 - 土は生きている
26 コンコードの自然とソロー - アメリカの精神文明の源流の地
27 カスケードの杉林 - シャスタ山の精霊が住む森
28 植物と話すということ - 魂と魂のダイレクトな交信
29 エネルギーのバランス - 地球を蝕むネガティブな思い
おわりに
版元から一言
植物の気持ちがわかる本。 著者の軽妙な語り口に乗って、驚いたり感心したりしているうちに、自然に著者の植物愛が染み込んできます。
上記内容は本書刊行時のものです。