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資本主義リアリズム マーク・フィッシャー(著/文) - 堀之内出版
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資本主義リアリズム (シホンシュギリアリズム)

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発行:堀之内出版
四六判
212ページ
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-909237-35-4   COPY
ISBN 13
9784909237354   COPY
ISBN 10h
4-909237-35-6   COPY
ISBN 10
4909237356   COPY
出版者記号
909237   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年2月20日
書店発売日
登録日
2017年12月12日
最終更新日
2023年7月21日
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書評掲載情報

2020-04-17 VOGUE  
評者: 中村佑子
2018-05-26 図書新聞  3353
評者: 斎藤幸平
2018-04-21 週刊読書人    3236
評者: 長原豊
2018-04-21 unleash  
評者: 樋口恭介
2018-04-21 晶文社スクラップブック  
評者: 綿野恵太
2018-04-12 FUDGE  5月号
2018-02-16 ele-king  
評者: 野田努
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重版情報

8刷 出来予定日: 2022-02-28
7刷 出来予定日: 2020-08-10
6刷 出来予定日: 2020-04-05
5刷 出来予定日: 2019-07-20
4刷 出来予定日: 2019-03-20
3刷 出来予定日: 2019-01-25
2刷 出来予定日: 2018-04-10
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「資本主義リアリズム」という言葉は、現代社会を語る際のもっとも重要なキーワードの一つになっています。

紹介

「はっきり言わせてもらおう。たまらなく読みやすいこのフィッシャーの著書ほど、われわれの苦境を的確に捉えた分析はない」スラヴォイ・ジジェク

前書きなど

未来の創造を諦め、ノスタルジア・モードにとらわれるポップカルチャー、即時快楽の世界に放置される若者の躁鬱的ヘドニズム。後期資本主義の不毛な「現実」に違和感を覚えつつも、その要請を淡々と受け入れてしまう人々の主体性を、マークは映画、音楽、小説の中に見出していく。生活世界をめぐる具体的事象から、社会構造に関わる抽象的問題へのすみやかな視点移動は、ネオ・マルクス主義理論の系統を踏まえているが、彼の文章がなかでも読みやすいのは、単なる哲学的思弁に留まることなく、自らの講師、ブロガー、音楽批評家としての生きた経験をもとに発せられた言葉だからだろう。この言葉を通じて、マークは2000年代以降、みながぼんやりと実感していながらも、うまく言語化できなかった不安感に的確な表現を与えてきた。

版元から一言

ポップカルチャーと社会に鋭い光をあて、ヨーロッパで熱狂的な注目を浴びたイギリスの批評家、マーク・フィッシャーの主著、待望の邦訳刊行。
2017年に急逝した彼の、「ぼくらの」、言葉とため息、叫びを、未来へ届けるために。

装丁 イシジマデザイン制作室(石島章輝)
装画 Stanley Donwood

著者プロフィール

マーク・フィッシャー  (著/文

1968年生まれ。イギリスの批評家。ウォーリック大学で博士号を取得した後、英国継続教育カレッジ、およびゴールドスミス・カレッジ視覚文化学科で客員研究員・講師を務める。著書に『資本主義リアリズム』、The Resistible Demise of Michael Jackson(2009年)、Ghosts of My Life: Writings on Depression, Hauntology and Lost Futures(2014年)、The Weird and the Eerie(2017年)。2017年1月逝去。

セバスチャン・ブロイ  (翻訳

1986年、南ドイツ・バイエルン生まれ。ウィーン大学・大阪大学・ベルリン自由大学で日本語と比較文学を専攻。池澤夏樹と安部公房の翻訳で第一JLPP翻訳コンクール最優秀賞。現在、東京大学大学院博士後期課程。研究領域はエピステモロジー、メディア技術論。

河南瑠莉  (著/文

1990年、東京生まれ。早稲田大学、ベルリン自由大学で政治経済学・文化政策を学んだ後、ベルリン・フンボルト大学の文化科学研究科修士課程に在籍。ベルリン森鴎外記念館の研究助手として制作・リサーチ・翻訳を担当し、常設展示の新設に携わる。近代思想史、美術館学・博物館学を専攻。

上記内容は本書刊行時のものです。