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城南旧事―北京の思い出― 林海音(原著) - 行知学園
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城南旧事―北京の思い出― (ジョウナンキュウジ ペキンノオモイデ)

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発行:行知学園
四六判
重さ 300g
320ページ
定価 3,000 円+税   3,300 円(税込)
ISBN
978-4-909025-04-3   COPY
ISBN 13
9784909025043   COPY
ISBN 10h
4-909025-04-9   COPY
ISBN 10
4909025049   COPY
出版者記号
909025   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年1月23日
書店発売日
登録日
2024年11月13日
最終更新日
2025年7月29日
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紹介

1920年代北京。
台湾から引っ越してきたばかりの少女・英子は、北京の伝統的な街並み・胡同(フートン)の中を駆け回る。
近所に住む友だち、空き地で会う若いお兄さん、家に転がりこんできた魅力的なお姉さん、田舎からやってきた乳母、そして最愛の父……出会いと別れの中で、否応なしに大人になってゆく姿を描いた中国語文学の傑作。

林海音は「台湾文学の祖母」と称され、『城南旧事』をはじめ多くの作品を残しただけでなく、後進の作家の育成にも携わり台湾文学の再構築に貢献した。代表作の『城南旧事』は幼少期を過ごした北京での思い出をもとにした自伝的小説。
激しく変化する時代に翻弄されながら、ささやかな生活を送る人びとをあたたかく描いた本書は高く評価されており、中国語圏では小学生向きから高校生向けまで幅広い年齢に向けた教科書にも掲載され、広く親しまれている。

本邦初訳「序章にかえて」を含む完全版・新訳。

目次

序章にかえて…2
惠安館のお話…13
海を見に行こう…117
蘭姨娘…167
驢打滚…209
父の花が散った…241
冬の太陽 子ども時代 駱駝のキャラバン…256
訳者解説…261

著者プロフィール

林海音  (リンカイイン)  (原著

■林 海音(リン カイイン、1918―2001)
本名は林含英。台湾苗栗籍の客家人。大阪で生まれ、台湾を経て、1923年から1948年までを北京で過ごす。その後は夫、3人の子どもと共に台湾に戻り、台北に定住した。1953年から編集者として活躍しつつ、エッセイや小説、児童文学などの創作活動を行った。1960年『城南旧事』で作家としての地位を確立している。
1967年に文学雑誌『純文学』を創刊、翌年純文学出版社を設立。作家の抜擢や育成に携わり、台湾文学に多大に貢献した。『婚姻的故事』、『暁雲』、『冬青樹』(すべて未訳)など多くの作品が中国語圏で広く読まれており、特に『城南旧事』は多くの教科書に採用されている。

大原聖蘭  (オオハラショウラン)  (

華東師範大学大学院外国語学部日本語学科修士課程修了、日本語言語文学修士。専門は第二言語習得、会話、自律学習。
現在、北京大学外国語学部日本語学科日本語専家。

行知学園  (コウチガクエン)  (

“出版で日本と世界をつなぐ”ことを目指して、日本で暮らす、日本語を学ぶ、日本に興味がある外国人、外国人や外国、多文化共生に興味がある日本人向けに、日本語教材や進学・就活対策本、多文化共生、海外の言語や文化、歴史、料理などの書籍を出版します。

上記内容は本書刊行時のものです。