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聞くことから始めよう!
やる気を引き出し、意欲を高める評価
原書: Giving Students a Say
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年8月1日
- 書店発売日
- 2023年7月29日
- 登録日
- 2023年7月6日
- 最終更新日
- 2023年7月28日
紹介
まったく新しい視点で捉えなおす、人を成長させるための評価
――学習者が自ら◎目標を設定し、◎計画を立てて遂行し、◎結果を自己評価する!
教師が児童生徒の指導と同様、もしかしてそれ以上に常に気にかけることになる学習評価。その評価について本書では、「学習の成果すなわち何を学んだかを評価すべきであって、生徒の意欲や態度で評価してはいけない」と説いています。「頑張った態度」や「積極的な取り組み姿勢」ではなく、一人ひとりの能力を理解や社会への貢献という「結果」で評価するように切り替えていくこと。アメリカの教育現場でその有効性が確かめられてきた自己実現へ向けた方法と実践の記録を丁寧に紹介しています。
目次
第1章 エレベーターピッチ
第2章 生徒中心の学習目標を生徒と共につくり出し、共有する
第3章 パフォーマンスの評価にはルーブリックを使う
第4章 公正かつ納得できる評価システムをつくる
第5章 生徒の自己評価:「数字よりも大事なもの」
版元から一言
「あなたがこの本を読んでいるのは、自分が生徒の目標達成を左右する大きな力を持っていると信じ、もっと効果的な方法を探しているからではないでしょうか。」
カナダの教育者マイロン・デュークによる、米国でベストセラーになった「Grading Smarter, Not Harder: Assessment Strategies That Motivate Kids and Help Them Learn」(未邦訳)に続く「Giving students a Say: Smarter Assesment Practices to Empower and Engage」を充実の訳者陣により翻訳した待望の一冊です。
アセスメントの語源はラテン語で「隣に座る」という意味だと、本書で初めて知りました。教師の隣に座り、学びの共同経営者として学習者は自ら目標を設定し、計画を立てて遂行、そして結果を自己評価します。著者がこれまで学習者の意欲を引き出し、学びに熱中させてきた学習評価の手法を、自らの経験やスポーツ選手などの例を引きつつ丁寧に紹介しています。学習者に安心して発言してもらうための環境作りや納得のいく目標の立て方、評価シートやルーブリックの作り方に関する資料が豊富に用意されており、研究者から現場の先生まで広くお読み頂ける内容になっています。
上記内容は本書刊行時のものです。