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まんがで知る デジタルの学び2
創造的な学びが生まれるとき
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年7月3日
- 書店発売日
- 2023年6月30日
- 登録日
- 2023年6月9日
- 最終更新日
- 2023年6月30日
紹介
前作『まんがで知るデジタルの学び ICT教育のベースにあるもの』は、 「コンピュータにはできない人間としての心と力を育ててほしい」という先輩教師から受け継いだ教育観を、若い世代の教師に渡していくベテラン教師の話でした。本作は、その物語の続きではなく、同じ年に同じ学校に存在した別の教師の物語です。デジタル機器の操作は得意なのですが、教師としては未熟であり、悩みを抱える若い教師が登場します。(まえがきより)
まんがと解説でわかりやすくて深い人気シリーズ第8巻。
若き教師が、子どもたち一人一人の才能を伸ばし、未来を創る人間を育てるという誇りを胸に教師として生きていく決意をするまでを描きます。
目次
第1章 「目的」からはじめる―パーパス・ベース・ラーニング
第2章 発見を通した問題解決を重視する―ティンカリング
第3章 メタ認知能力を育む―クレームやトラブル
第4章 精緻化を促す―メディア・リテラシー
第5章 教職員も協働的・創造的に学ぶ―カリキュラムマネジメント
第6章 問いを立てる状況を与える―レジリエンス
第7章 授業外での学びを楽しくする―アクティブ・ラーナー
第8章 ありたい姿をイメージする―デジタル・シティズンシップ
版元から一言
教師3年目の主人公が遭遇する出来事は、著者の経験を反映しリアルそのものです。厳しい授業批判の言葉、クラスの女子グループへの対応、転職の誘惑…。でも一番リアルなのは、一見問題なく日々を過ごしているように見えて、実は胸の内に深い悩みを抱えている若い教師の姿かもしれません。
そんな主人公を見守りつつ的確な問いで気づきを与え、本人が自ら解を見つけ出すよう導く吉良先生。人を育てるために取るべき道を示してくれています。そんな教えを受けた主人公が「なぜ自分は教師をやっているのか?」という究極の問いに対し答えを見つけたところで物語は終わります。前作から引き継がれたバトンは確かに若い世代に渡りました。
各章末のコラム「創造社会の教育を考える教養書」で紹介されている本はどれも理解が深まりおススメですので、ぜひ一緒にお楽しみください!
上記内容は本書刊行時のものです。